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田舎の道はなぜこんなに工事が多いのか!?そこには2つの理由があった!

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こんにちは!aimiです。

私の家は山の中腹にあるのですが、買い物など、山から下りる際は必ずどこかで工事が行われています。

「必ずどこかで」ですよ?

都会では考えられませんでした。

たとえば、もし自分の住んでいるところから会社までのの通勤経路に、「通行止め」の看板があり、毎日10分くらい遠回りさせられたらどうお感じになりますか?

  • 「迷惑極まりない!」
  • 「何でそんなにかかるのか理由をききたい!」
  • 「ガソリン代が余計にかかるじゃないか!」
  • 「急いでいるんだ!」

など意見はさまざまあると思いますが、田舎では受け入れなければなりません。

神奈川に住んでいたときは、市役所の周辺工事で、片側通行になるというだけで怒鳴り散らしている人を見たことがあります。さすがに、警備員に怒鳴っても意味ないと思うんですが・・・と突っ込みを入れたくなる光景でしたw

それよりもはるかにもっと広い心を持って見守らなければならない田舎の工事。

私の知っている範囲で、田舎がなぜこんなに工事が多い2つの理由を考えてみました。

田舎の道はなぜこんなに工事が多いのか

行政の予算都合で効率よくできていない

もっと周りのことを考えて効率よく早く終わらせるように工事を進めればいいのに、今回はこの工事、次はこれ!その次は・・・となるのは、埋めるものの管轄が別の機関だったり、行政の予算や耐用年数によって同時に工事を発注できなかったりして一度にできない場合もあるということ。

全部そうだとはいいませんが、「お役所仕事」の膿(うみ)はこういうところにも出ています。

なので、一度埋めたばかりのものをまた掘り返して、その近くにほかのものを埋める・・・というのも結構あるそうです。

実際、今日買い物で下山したときは、「本日通行制限なし」とホワイトボードに書いてあるのを確認し進んでいたら

「あれ?」・・・・まったく違う電気工事をやっていました。しかもしっかり別の迂回路を回され・・・・運転大変(涙)。

こういうことはザラで、工事内容が違うため、役所からの通達も追いついてなかったのでしょう。※通達は役所の義務

何も工事をやっていなかったとき、はじめの工事を行うというときは大々的に回覧まで回ってきたのですが、、、

最近は回ってきませんし、ホワイトボードのみ。今となっては麻痺してきてしまいましたwあの頃が懐かしいです。お近くの人は騒音もあるし、黙って始めるのはよくないとはいつも思うのだけれど。

地方経済はゼネコン頼り

建通新聞」という業界紙に目を通してみると佐川町での工事予定、予算が大まかにつかめるようになっています。もちろん「町報さかわ」でも。

特に佐川町は川が多く、護岸工事や土砂崩れ防止の工事が多いです。雨上がりは晴れていても山から染み出した水で常に路面は湿っている状況。

その場所は通る際、不安はいつも感じていましたが、やはりそういう危険箇所が対策を施されているのを見るのは「ありがたい」と思います。

なんせ今住んでいる集落の方々はずっとここに暮らし、これからも住み続けていこうという方が多いですから、不便といえど、安全に暮らしたいと思っているもの。

意外かもしれませんが、今住んでいる集落は古民家に耐震工事を施し、お子さん夫婦と2世帯、3世帯のお宅も多いんです。こんなに山の奥なのに。

やっぱり「今の場所に住み続ける意味」がなければ、高知市などの都会に人口は流出してしまうでしょう。

そういう先を見据えての、「予算をかけた」工事なのです。こういった工事は、この集落にたとえ1人しか暮らしていなくても行われるでしょう。

そして、こういう工事が行われなければ、その地域の雇用(工事関係者・警備員多数)/消費(その方たちの宿泊費など)もなくなってしまうというシビアな状況であることも忘れてはいけないことなのです。

また、利益にあわない工事は、入札しても工事関係者が集まらない事がある場所もあるというのだから、「工事が進んでいるだけマシ」と捉えるのがいいのかもしれません。

まとめ:田舎の道は工事が多い。それは意味のあることだとちょっとでも理解しよう。

いかがでしたでしょうか?

少しでもモヤモヤしたものを納得させるには広い心を持ち、「工事を行っている意味」を考えてみるといいかもしれません。

とはいえども、私も急いでいたりすると、「まだかな?」「いつまでやってるんかなあ・・・」と思ってしまうこともあるのですが、そこは、田舎暮らしをしている以上は仕方がないこと。

田舎暮らしと一言で言っても、県庁所在地のような街に出ればこういうことはないとは思いますが、いろんなことを考慮して、移住検討される方は見てみたほうがいいですね。

以上、「田舎の道はなぜこんなに工事が多いのか!?そこには2つの理由があった!」の記事をお送りしました。

 

「建通新聞」とはまた違った視点で全国の工事の予定などを見ることができます

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