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地方でもなんか楽しいことできないかなあ?山と道「Hike/life/community」トークショーに参加してみた
こんにちは!aimiです。
先日、愛媛県松山市で行われた、アウトドアガレージメーカー『山と道』の「Hike/life/community」トークショーに参加してきました。
『山と道』とは
『山と道』というメーカーは完全受注生産のオーダーメイドザック(リュック)を生産しています。アウトドア界の意識高い系の人が身につけているイメージがあったのですが、最近は取り扱い店も増えて少し身近になってきているのかな?という印象です。
ただ、オーダーメイド中心のラインナップはなかなか気軽には手を出せないお値段なので、まだわたしは商品を買ったことがありません。
今回トークショーに行こうと思ったきっかけ
やはり、四国に移住後、人も少ないのもあってアウトドア専門店があまりなかったことに不満を感じていたのは否めません。
もちろん、モンベルでそろえても良いんですが、『カッコいい!』とか『デザイン』重視で商品を見ることができないので少し物足りなかったんですよね。
もともと『山と道』のオーナー、夏目さんは登山雑誌ではめちゃくちゃ有名な方で、コンセプトはがんがん突き刺さってくるものがありました。
とにかく『自分が使ってみてよくないものは絶対売らない!』という強い意志を持っている方。その『使う』も半端ない期間(1ヶ月等)で試してらっしゃるので、信憑性がある。そして自分の作った製品が大好き。
今回、たまたま『山と道』ファンの友人が教えてくれたフェイスブックの告知を見て、即刻『行こう!』と決めたのでした。
トークショー
テーマ・登壇者
テーマは「Hike/life/community」。
コーディネーターは豊嶋秀樹さん。この方自身も、ハイキングのほか、テレマークスキーやクライミングにも夢中
夏目彰(山と道)さんと豊嶋秀樹さんがそれぞれの「ハイク」「ラ
ゲストは、以下のお方。
菅野 哲(かんの てつ)さん。
T-mountain代表。四国・松山城の麓で山系アウトドアセレクトショップを営む。山は歩く、走る、攀じる、滑る、どれも好き。
20代から日本の主要な山はもちろん、海外の山へも出かけてきた。近年は、自分の生活に密着した里山や決して特別ではない近くにある山々の魅力に深く心をくすぐられている。
四国の素晴らしい自然を世界へ発信するため、日々あちこちでソトアソビ実践中。
三人の愛娘との登山が最も至福の時。
このアウトドアセレクトショップは四国一、有名でわたしもいってみたかった場所。この機会を逃したら!ということでいい機会でした。ショップ自体はこの日クローズしていましたが、お店の前でじっくり場所を確認させていただきました~。このお店のコンセプトを知るにももってこいのトークショーです。
トークの内容
玄関から出れば里山、海、川が身近にある。四国のフィールドは侮れない
「よく、ストレス解消で山に行くんです!って日頃の憂さ晴らしのようにおっしゃる方もありますが、日常生活がしっくりきてないのに、山だけがしっくりくるってなかなか難しいと思うんですよね。やっぱりそこは繋がってると思っています。」
「え、わたしと同じこと考えている人ってたくさんいるんだ!」と単純に驚きでした。
移住前、神奈川に住んでいたところは交通費をかけて、まさに『憂さ晴らし』のために、毎週どこかの山に登っていました。特に長野遠征などは普通に往復2万円、立山エリアはアルペンルートを利用し約3万円。そのために平日がんばって働いているところはありました。
それが今では山の中に住んでいるわけで、ちょっと車を走らせれば里山ならぐるっと回れます。四国を出なければそんなにお金はかかりません。
【参考記事】
[blogcard url=”https://www.aimisuna.com/2017/03/30/post-684/”]
ゲストの菅野さんは、松山から程近い『鹿島』にsupで渡って、ちょっとボーっとして、また戻ってきて出勤されることもあるそう。そんな暮らしをしている人が身近にいると、アウトドアが特別なことなんかじゃない、って思えるんですよね。
わたしももっと本気でソトアソビを日常で楽しみたい!って思いました。まだまだやり切れてない・・・・ムム。
コミュニティが少ない四国はまだまだ発展途上。良さを発信していこう
全国のローカルを見て感じたい。
全国のハイカーに会いたい。ㅤ
そうおっしゃっていた夏目さんは今回、四国上陸が初めてだったそう。アメリカのトレイルには何度も行っているのに・・・と嘆いていらっしゃいましたwまた日を改めて訪れたいそうです!
世界のトレイルランナーやスキーヤーもトレーニングの場として使っている四国。
『赤石山系』などの知る人ぞ知る、険しい山もあるんですよ。トレーニングの際、「T-mountain」のショップにも『デナリ大滑降』で有名になった日本人スキーヤーの佐々木大輔さんも来てくださったそう。人がいない山域だからこそ、ひっそり滞在してらっしゃる有名人の方も多いのだとか。長期滞在もいいですよね~。
まだ赤石山系は未踏ですが、この話を聞いて俄然行きたくなりました、なんせ『四国の北アルプス』ですからね~。
でも、そういうのって大多数の人は『知らない』と思うんですよね。登山雑誌はもっぱら本州の山特集ばっかりだし、四国や九州の山が表紙を飾ることなんて絶対にナイ。
ということで、私は『発信』を続けていきますよ。特に高知にこういうアウトドアを発信をしているサイトはありませんからねえ・・・・。
「自分がイイと思った」フィールドに身を置いてみては?
今回のコーディネーター豊島さんが「東京から九州に移住したことを『宝の山』だと思った」とおっしゃっていたのと同じで、「自分がイイと思った」と思う場所に身を置く、ってすごく重要なことだと思うんですよね。
この場に集まった人はそれがたまたま自然だったというだけで、他にも、いろいろ『なんかわからないけどスキ、落ち着く』という場所があると思います。その直感は間違っていないですよ。『違ったな』と思えば離れればいいし、ただそれだけのこと。
わたしたち夫婦がいつも考えることと同じだなあ、と思って聞いていました。ストレスなく、生活する。当たり前のことをしませんか?ということです。
そういう生活を模索していくのも、またひとつのライフスタイルでいいんじゃないかな、ということです。
まとめ
トーク・スライドショー含め非常によかったです。
もちろん北アルプスに行くぞ!と意気込んで四国から丸一日かけてクルマで行くのもたまには良いんだけれど、期間が短ければ短いほど疲れます。行くなら絶対長期滞在だと思えたし、移動自体も楽しみたいし・・・。
大きくうなずく参加者さんを見て、菅野さんは『ウルッ』ときてしまったそう。菅野さん自身、3人のお子さんと奥様みんなでアウトドアを楽しむ延長に、普段の生活があったから、なおさらでしょう。生き方に共感してくれる人がいるのはうれしいことですしね。
ますます、これからの四国を盛り上げていこう!!と
意気込みとあいまってわくわくしてきてしまうaimiなのでした。
以上、『地方でもなんか楽しいことできないかなあ?山と道「Hike/life/community」トークショーに参加してみた』の記事をお送りしました。
完全予約制!お取置きなし!「山と道」の直営店のアクセス
毎週土曜日のみオープン。事前予約制となっております。
こちらから予約をしておいでください。
【住所】神奈川県鎌倉市大町3丁目1−17
※「山と道」は基本オンライン販売が中心となっております。
サコッシュ(ショルダーバックの軽いもの)があまりにも有名ですね。