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上質な時間。福寿草が咲き始めた徳島県の寒峰(かんぽう)へ
こんにちは!アウトドアライターのaimiです。
先日、積雪があったと聞き、徳島県三好市東祖谷村の「寒峰(標高1,605m)」に登山に行ってきました。
寒峰とは
この山の魅力は、やはりその風貌であろう。冬枯れの柴に黄色く色づいた姿、夏のシコクザサの鮮やかな緑、そして雪化粧。どの装いも、均整のとれたプロポーションによく似合う。展望もすばらしい。特に三嶺から天狗塚への稜線は指呼の間である。(ヤマケイオンラインより引用)
福寿草が咲きはじめるのは、例年3月ごろ。
そのころは残雪があり、雪山登山経験者しか寄せ付けない山になっています…!
私たち夫婦は、YAMAP という登山アプリを見て
福寿草が開花したことを知り見に行くことにしました。
福寿草の花言葉は
「永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福」。(wikipdiaより引用)
なんて縁起がいい花言葉!
早速見に行ってみました。
コース
住吉神社→奥の井登山口(廃屋が目印)→寒峰山頂→縦走路分岐地点→寒峰登山口→林道合流→住吉神社 【コースタイム5時間半・休憩40分含む】
今回、寒峰のコースはぐるり周回ルートをとることにしました。
意外と体力勝負のルートでしたが、久しぶりに鍛えられてよかったですw
住吉神社→奥の井ルート→寒峰山頂
住吉神社登山口から先は林道歩きです。途中、土砂崩れの工事で寸断された場所から登山道に入りました。結構な傾斜ですが三点支持でよじ登ります。
登山道に入ると急登、傾斜のゆるい道の繰り返しが続きます。稜線手前はまた急。途中、雪で道を見失いましたが、ヤマップと照らし合わせ何とか復帰。ここさえ乗り切れば絶景が待っています。
ここからは逆周回をしていた人のトレースがあったのでそれを追うように進みます。山頂に着きました!
風もないので、ゆっくりと青空を堪能し休憩します。
寒峰山頂→縦走路分岐地点→福寿草群生→林道合流→住吉神社
山頂を後にすると行きのルートよりもゆるいトレイルが広がっていました。
ただ住吉神社からのピストンの人が多いのでトレースが多すぎて&温度も上がりべちゃべちゃ雪に。往路の新雪トレイルが贅沢だったことを実感。
ただこのルートには2つの見所が。ひとつは大ブナ!
枝を青空に広げ、なかなかどっしりと存在感ありました。
2つ目はお目当ての福寿草。これはもうだいぶ下ってきて林道に出る手前でしたが・・・・
最後、福寿草の群生に差し掛かったとき、
植物に興味のない夫でも、「あ、咲いてるよ」と声をかけてくれました。
花のない季節、色が「土色(茶色)」ばかりの景色に
けなげに小さく咲いているその姿に励まされました。ほほえましくなります。
春の訪れを存分に感じられた山行でした~。
春の山には雪がないと思ってても突然雪山になることも?
チェーンアイゼンを保険として一つ持って行きましょうね~
この山行はこれで十分でした↓
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この記事を書いて5年後、再度同じコースで登ってきました。登山ブログの方でもご紹介しています。