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【ダイハツ・タント】初心者向け!ドライブレコーダーの電源をヒューズからとる方法
こんにちは。軽自動車のタントに乗っているaimiです。
すこし前に購入したドライブレコーダー。
いつもお世話になっているカー用品店では取付だけで1万円超えてしまうとのことでビックリ。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]これではドラレコ本体より高いよ( 一一)[/chat]
自分でやってみることにして、結果大成功。
手順は意外に単純でわかりやすいものでした。
この記事を読んでほしい人
- ドライブレコーダーをネット購入し、自分の好きなものをつけたい人
- 車をいじるのは初心者だが、自分の時間を2~3時間確保できる人
- 工賃(カー用品店で5,000円程度、持ち込みなら1万円超え)を浮かせたい人
- シガーソケットで電源をとりたくない人※車内がごちゃごちゃになるのがイヤな人
- タントをはじめとする、グローブボックスの裏にヒューズボックスがあるタイプの車に乗っている人※助手席側に配線
- 1,500円程度の工具を買える人
とくに③の工賃は悩ましい問題。
店舗にあるものを取り付ける場合と2倍以上の設定になっています(苦笑)
「店舗にないものをつけたい」といった場合、持ち込み料が高いのには理由があります。
「製品補償がきかなくなるから」です。
例えばアマゾンでドライブレコーダーを購入したとして、カー用品店のスタッフが落下させて壊したとしたら製品補償がきかず、取り換えができなくなるという意味です。
用意するもの
ドライブレコーダー一式
>>「コムテック ドライブレコーダー ZDR-014 200万画素 Full HD 」のアマゾンレビューを見てみる
エーモン 検電テスター A49(610円)
エーモン 内張りはがし プラスチック製ソフトタイプ 1427(600円)
エーモン 電源ソケット DC12V/24V60W以下 ヒューズ電源タイプ 1542(860円)
エーモン ショックノンテープ 幅15mm×長さ1m×厚さ5.0mm N864(140円)
ドライブレコーダー以外の必要な道具は合わせても2,200円程度。
カー用品で取り付けたとしても道具代(工賃とは別)はかかりますので必要経費として割り切りましょう。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ココ、ぐっと我慢です( 一一)[/chat]
「検電テスター」と「内張りはがし」は何かトラブルがあった際にも使えるので、工具箱に潜ませておいても無駄になりませんので大丈夫。
「検電テスター」はセルフでのバッテリー交換のときに必要です
手順
⓪準備編:【感電対策】バッテリーを絶縁状態にしておく
車のメンテナンスをするときは、配線間違えなどでヒューズが飛ぶおそれがあるのであらかじめバッテリーを「絶縁」状態にしておくのが鉄則です。
作業が面倒くさいという方のために「ワンタッチ絶縁」できるというこんなアイテムも売っています。安全を安く考えると車を壊しかねません!わかりやすくできることって大事…!
①ドライブレコーダーの付属品の確認
ドライブレコーダー、その他部品がすべて到着したら確認していただきたいことがあります。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]箱を開けて中身を確認してほしいのです![/chat]
今回、私の購入した「コムテック ドライブレコーダー ZDR-014」 の場合だと…
- 本体
- 取付ステー
- 固定用両面テープ
- シガープラグコード(約4m)
- microSDHCカード(8GB) …本体装着済
- ステー角度調整用六角レンチ
- 取扱説明書(保証書付)
ひとつでもないと取り付けができなくなるので注意しましょう。
②【取付位置に注意・法律あり】ドライブレコーダーの設置
ドライブレコーダーは『道路運送車両の保安基準』において
- ガラス開口部の実長の20%以内の範囲
- 車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲
に付けなければならないと定められています(>>三井住友海上HP参照)。
ということに注意しながら…オススメの取り付け場所をご紹介します。
- ルームミラーの裏側
- サンバイザー
- フロントガラスの上端から20%の範囲内
ルームミラーの裏側やサンバイザーなど、フロントガラスの上端から20%の範囲内に
付ければ違法にはなりません!
とはいえ、自分が運転席に座ってみて「どう見えるか」が一番大事になってきます。
取り付ける前に座って確認することが大事です。
今回のコムテックのドラレコは「吸盤式」ではなく「粘着テープ」型なので、落ちる心配はありませんが、貼り直しができません。
いちど決めたら動かすのは大変難しいので注意しましょう!
③ドライブレコーダーのシガープラグに「電源ソケット」を接続
「エーモン 電源ソケット ヒューズ電源タイプ 」とドラレコ側のシガープラグを接続します。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]接続することによってはじめて、ヒューズボックスに接続できるようになるというわけです![/chat]
今回購入したのは「ロック」がついているタイプ。
振動などで外れてしまわないようにロックをするというわけです。
見えないところで接触不良が起きても、しょっちゅうグローブボックスを開けるわけにもいきません。
ロックがないタイプもありますが、ここはロック有タイプが無難と言えるでしょう。
下の動画では端子の大きさを変更していますが、タントでは端子を変更することなく使えました。
残りの2種類の端子(大・小)は使いません。
※今回、エーモン 電源ソケット付属のヒューズ端子3種類のうち2種類は使用しないという意味です
④グローブボックスを開け、ヒューズボックスがあることを確認
グローブボックスとは、助手席の前にある収納のことです。
この収納の中に「車検証」を入れている方も多いかもしれませんね。
取り外し方はこちらをご参照ください。
さいご、下側の両爪を外すときに少し力が要ります。
中にヒューズボックスを確認したら、一度イメージトレーニングを。
今回、購入したドラレコは12Vの電圧で取らなければならないので「15V」(青色)のヒューズ端子をひとつ引き抜き、そちらに接続することになります。
⑤接続する前に検電テスターで電流の流れを知る
検電テスターは2度使います。
1度目(Aとします)も2度目(Bとします)も以下の動画を参考にしてください。
A:「常時電源」か「ACC(アクセサリー)電源」なのかを判別
検電テスターでまず確認しなければならないのは、
- マイナス→アースをとる
- プラス→ヒューズの15V(青色)端子の通電確認
をして、「常時電源」か「ACC(アクセサリー)電源」なのかを判別します。
今回はドライブレコーダーを「ACC(アクセサリー)電源」で使用したいと思っているので、「ACC(アクセサリー)電源」と判別できたら次のBのステップへ。
「ACC(アクセサリー)電源」とは…
キーをACCオンにした段階で電気が流れる電源のこと(プッシュスタート車の場合は、スタートボタン一回押しでACCオンとなる)
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]車のキーを1つだけまわした状態だとエンジンはかかってないけど音楽が聴ける、あの状態がACC電源です![/chat]
B:「ACC(アクセサリー)電源」でどちら向きに電流が流れてるかを知る
次に確認しなければいけないのは、電流の流れる方向です。
「ACC(アクセサリー)電源」端子の場所が特定できたら、その場所で検電テスターで電流の流れを確認しましょう。
右から左に流れているのか、はたまたその逆なのか判別することができます。
つまりA・Bのステップをまとめると、「ACC電源でかつプラス側」から接続していくというわけです。
⑥助手席側ピラー(窓枠)をはがしてアースをとる
助手席側ピラーをはがす
タントの場合、ダッシュボードを外す必要はありません。
助手席側ピラー(窓枠)をはがすだけで配線が取れます。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-26-4_No-00_0801093015.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ここでダッシュボードはがすことになっていたらナビも外さないといけなかったのでホッ( 一一)[/chat]
ここからは購入した「エーモン 内張りはがし」の出番です!
内張りはがしを買うことをケチって、ドライバーでゴリゴリやっていたら周りを傷つけてしまいます。
300円程度と高くはないので、買っておくことをオススメします。
女性の私でも簡単に外すことができました。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]枠と言えども樹脂製なので、ソフトですね[/chat]
アースをとる
私の乗っているタント(L375タイプ)では、ピラーを外して初めてアース(マイナス側)をとれる場所がむき出しになりました。
プラス側はヒューズボックスからとり、マイナス側がアース。
アースの仕組みとは…
車の電気の流れはバッテリーからプラスの電気が流れ、電装品を通ってバッテリーのマイナスに戻るのですが、帰り道のマイナスはボディの車体金属そのものを利用している。
このことから、マイナス側のアース端子はどこかのボディに触れさせればいいということになる。
タントではグローブボックスの裏にイイ感じの場所があったのですが、下の動画のような高度なスパナがないため、仕方がなかったのです…(汗)
アースの場所について…
基本、車のボディ(金属部)に接していればどこのボルトでもいいわけなんですが、コードが届く&スパナで回しやすい(手の届きやすい)場所にあると扱いやすいですね。
⑦接続したヒューズから伸びるドライブレコーダー側の接続部を、ピラーのあった場所に通す
接続をするときなぜヒューズ側(下側)を先に行ったかというと、「シガーソケット接続部が大きすぎてピラー下部を通らない問題」があったからなんです。
私がやってみた限りでは、わずかなスキマで「やっと」通しました。
無理やり通したらどこかにぶつかり接続が取れる可能性があるな、と感じました。
ガラスに傷つけたりしたら二次被害にもなりうります。
ということもあり、下から上に接続していくのがドライブレコーダーの一般的な接続方法だということを身をもって知ったわけです(汗)。
⑧ピラーの裏を通したドライブレコーダー側接続部を、本体に接続
ピラーの裏をくぐらせた配線を本体に接続。
下から上に通した配線がいよいよ通電する瞬間です。
「準備編⓪」で行ったバッテリーの絶縁を解除し、「ACC(アクセサリー)電源」をかけてみましょう。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]やった~ONになった![/chat]
と、喜ぶのはまだ早いです。
配線がきちんと固定されるように「エーモン ショックノンテープ」を活用しましょう!
こちらのテープ、かなり粘着力が高いのでちがう場所に付けないようにしましょう。
スポンジが入っているので振動にも強く、固定力もバツグン!
アマゾンで510円です。
当初100円ショップのもので代用しようと思っていた自分を叱りたいです(笑)
⑨ピラー・グローブボックスをもとの位置に戻し、完了!
無事に通電したところで、めでたく「ドライブレコーダー」の取り付けは終了です。
ピラー・グローブボックスをもとの位置に戻したら、配線すっきり。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]おつかれさまでした![/chat]
感想:初めてなので2時間程度かかったが、キレイにできた!
全ての作業にかかった時間は2時間。
作業を終えて、ぐったりしてしまったのは言うまでもありません。
なぜかというと、当初はシガーソケットで電源をとろうと考えていたので1時間かからず終わっていたのです。
でも、やはり見た目が悪い…
ドライブレコーダーは付け替えして使うものではない。
常時接続!と考えた時に、
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]配線がむき出しとは…( 一一)[/chat]
と悲しくなったので、やり直したのでした。
結果、大満足です。
軽自動車なので後部座席に人を乗せることはあまりないですが、私の場合は自転車・キャンプ用品なども積むので引っ掛けるリスクなどを考えたら配線を隠すのは非常に重要でした。
まとめ:集中して行えば1時間あればできる作業。道具の準備は抜かりなく
本格的な車いじりは初めてだったのですが、日頃から「整備」という意味ではもっとできたほうがいいと感じていたのでドラレコの設置はとてもいい機会でした。
いま住んでいるところは、すぐにカー用品店に行ける環境ではありません。
少しでも車の構造を知っておくには、できるところからコツコツやっていきたいと思っています。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ゆくゆくはバッテリー交換、ワイパー交換くらいは自分でできたらいいな![/chat]
この記事を見て、「ドラレコ、つけてみよう!」と思ってくれた方がいたらうれしいです。
取り付け終わったらステッカーを貼るとGOOD。
圧倒的に煽(あお)られ率がぐっと下がりました。
「【ダイハツ・タント】初心者向け!ドライブレコーダーの電源をヒューズからとる方法」の記事をお送りしました。
【2022年NEW】Amazon限定で「基本ツールセット(1,792円)」が新発売!
電源ソケット・内張はがし・検電テスターetc.がセットになり、バラで買うより400円オトク
な・なんと!!
この記事でご紹介してきたほとんどのアイテムがセットになって1792円(2022年6月12日現在)で発売されています。
全部ひとつひとつ購入するよりも400円程度安いです。
検電テスターも簡易的なのでよければコレで十分ですので、ドラレコ交換のためだけ購入するのは…とためらってる方にはとてもおすすめです。
お得に買えるし、検討してみて!
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車のメンテナンスは、寒い中でもやらなければなりません。
自分でやれば工賃が浮きますし。
私が編み出した「暖かくできる3つの方法」を書いていますのでよかったらどうぞ♪