広告 このコンテンツには広告を含む場合があります
【1泊2食で7千円台】ひなびた温泉宿「筋湯温泉 大黒屋」はくじゅう登山の拠点に最適!
こんにちは、アウトドアライターaimi(@aiaiminini)です。
久しぶりの日本百名山・久住山の登山予定を立て、四国からやってきたのは大分県筋湯温泉。
圧倒的に有名な別府や、ほかの温泉とも迷ったけれど移動のロスのことを考えるとくじゅう連山に抱かれた「筋湯」がいいだろうと即決。
と~~ってもいい温泉だったのでレポートしていきますね!
【宿に到着する前の注意】駐車場はちょっと停めにくいかも
筋湯温泉自体が山の中にあるので、坂が多いです。
公共大駐車場を過ぎ、いよいよ本格温泉街の中に入ってくると道もせまい…( ゚Д゚)
「大黒屋」はたった10部屋弱の小さな旅館なので駐車場も大きくありません。
受付に「明日登山でいちばん先に出たい」という旨を伝えて、停める場所を聞きました。
私たちの時は転回するスペースはあったので方向転換は可能でしたが、最後のほうのチェックインになるとちょっと運転技術が必要かもww
なんせせまいんで・・・・
「筋湯温泉大黒屋」はひなびた湯治温泉宿
九重“夢”温泉郷の中でも歴史のある温泉地で、九重連山の山あいに湯治場として栄えてきました。明治時代には2回もの火災に遭いましたが見事復興して、現在は約30軒の宿泊施設が点在しています。
「筋湯」とは、うたせ湯から落ちる温泉が肩こりなどの「スジの痛みに効く」ということから「筋湯」と呼ばれるように なりました。
温泉街の中には、うたせ湯の規模が日本一といわれる、共同浴場「うたせ大浴場」と「薬師湯」「露天岩ん湯」の共同浴場があります。 また、いこいの広場には足湯があり旅の疲れを癒せます。
~「大黒屋」公式ホームページより引用
ロングドライブ+どんより天気に振り回され、ちょっとお疲れ( `ー´)ノ
やることもなくたどり着きました。早めのチェックイン。
たまには湯あみをじっくり楽しむのもいいですよね♪
久しぶりの温泉宿の大興奮です。
外湯も3つほどあったようですが、一度入ってしまうと出たくなるものなのですね(苦笑)
けっきょく一度も外に出ませんでした。それなりに寒い日でしたしね。。。
部屋の設備チェック
いたってシンプルな温泉宿といった感じ。
和室で、トイレ・洗面所は部屋の外で共同となってます。
年季が入った館内ですが、部屋は清掃が丁寧になされてきれいでしたよ。
夕食前の温泉タイム♬
館内には5種類の温泉があり、いずれも貸切風呂ができます。
「貸し切り」というプレートをつけておけば、他人は入ってこれない仕組みになってます。
プライベートで入る温泉はふつう別料金が多いと思うのですが、それがないということでとても良心的。
わざわざ外の有料公衆浴場(¥300)に行く理由がなくなっちゃいましたねww
ちなみに私は「切石湯」「赤石湯」に入浴しましたがどちらも熱めでいいお湯でした。
※写真はありません
シャワーがない(桶のみ)という場所もありますので、面倒に感じる方は早めに好きなお風呂に入っておくほうが無難ですよ。
夕食会場「やまぼうし」でもち豚しゃぶしゃぶを
夕食は「九重もち豚鍋のしゃぶしゃぶ」です。
連泊の場合はメニュー配慮される場合もあるようです。さすが湯治宿!
〆のうどんはもっちもちで、つやつや。
いわゆる豪華な料理というわけではないですが、胃を休めるにはもってこい。
薬味はネギとゆずこしょうで、ポン酢につけていただきます(*^^)v
さっぱりめなので、疲れた体にしみわたります。
この日は早めに休むことにして次の日の登山に備えます。部屋でちょっと飲んだあと早々に就寝(*^^)v
早朝登山をするにあたっての注意点
注意してほしいのは、筋湯温泉の周りにはコンビニはおろか、食料補給できそうな場所がありません。
大黒屋からくじゅう各地の登山口は20分~30分の範囲でたどり着いてしまいます。
夏だとおにぎりなどは傷んでしまいますので、冷蔵庫に入れておくかアルファ米かカップラーメンしか選択肢がありませんね。お湯は朝沸かして持っていくことができますから。
宿はご夫婦だけで運営されている感じでしたし、お昼をお願いできる雰囲気ではなかったのであしからず。
朝食…登山前にたっぷりバランスいい食事
前日の朝食時間の交渉の結果、7時10分。
ゆっくり食べて準備しても8時には宿を出られる計算です。
ちなみにほかに登山に行く人はいなかったようです。貸し切り!
「筋湯温泉 大黒屋」の感想
①大人のための湯治宿。雰囲気はいいが、階段も急でお子様やご高齢の方はちょっと大変かも
受付で最初、「階段が急」ということを言われてどうかなと思っていたんですが、確かに急( ゚Д゚)
朝食後、お手洗いが
- 1階…男女共用
- 2階…男女別
ということだったので、2階まで行くことに。
すべて荷物を準備しチェックアウトしようとしていた私には、ひと苦労でしたww
そういうことがありますので、足がお悪いご高齢の方・小さなお子様にはちょっと不向きかもしれませんね。
でもそれ以外に悪いところは見当たりませんでした。雰囲気はとてもいいですよ!
②豪勢な食事でなくていいという方は本当にGOOD
私ももうアラフォーになり食事はそんなに食べられません。
確かに食べるのは好きですが( ゚Д゚)
旅行中だとつい食べ過ぎてしまうので、このような宿を間に挟むと体が休まっていいですよね。
男性用に居酒屋メニューもありましたし、そういう点ではフォローもなされているのでGOODだと思いました。
その分お値段もお安いですし、ほかのところでお金をかけられます。
③非常に湯質がいい
大黒屋の入り口の前には飲泉所があり、こんこんと湯が沸いています。
もちろん源泉かけ流しですよ♬
湯船の石にも温泉成分がびっしりとついていて、硫黄のにおいが体にまとわりつきます。
保温力もあり、とっても温まりました。
「ザ・温泉!」を感じるには筋湯のお湯はもってこいの湯です。
まとめ:「筋湯温泉 大黒屋」はとてもいい宿!7千円台とは思えないほど湯質も最高です!
個人的にはいわゆる「湯治宿」って泊まったことがなかったので、すごくうれしかったです。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ものすごく良かった![/chat]
ワイワイする感じではなくて、しっぽりと湯を目的に来る人ならだれもが気に入ると思いますよ♬
本当に肌がすべすべになるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
以上、「【1泊2食で7千円台】ひなびた温泉宿「筋湯温泉 大黒屋」はくじゅう登山の拠点に最適!」の記事をお送りしました。
「筋湯温泉 大黒屋」のアクセス
住所
大分県玖珠郡九重町筋湯温泉672-2
バスでこられる方
『熊本~別府間を結ぶ九州横断バス』の場合
「筋湯温泉入り口」バス停は「星野リゾート界 阿蘇」前に停車するので、大黒屋とはだいぶ離れています。
着時間を連絡し迎えに来てもらうことをおすすめいたします
『九重コミュニティバス』の場合
どこからきても接続が大変悪いです。利用するなら上記の横断バスをの併用をおすすめします。
車でこられる方
周辺道路が狭いので注意です。
レンタカーを借りるなら大分空港か、大分駅付近が便利。
ほかにも周辺観光予定があるなら、借りたほうが割安です。