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トレースなしの伊予富士!霧氷のユートピア・トレッキング【愛媛県西条市/高知県いの町】
こんにちは、高知県在住アウトドアライターのaimi(@aiaiminini)です。
先日、今季最大寒波がやってきたということで「伊予富士」【愛媛県西条市/高知県いの町】に登ってきました。
当初違う山に行こうとしていたんですが、集合場所で「これは霧氷がないな」と判明。
急遽その足で伊予富士に向かったのです♪
▼行こうとしていた「雑誌山」のレポートです▼
【伊予富士】トレースなし!霧氷のユートピア・トレッキング
今回のコース
旧寒風山トンネル登山口(寒風茶屋)→桑瀬峠→伊予富士→桑瀬峠→寒風山展望台へ立ち寄り→桑瀬峠→旧寒風山トンネル登山口(寒風茶屋)
7.7km、計7時間30分(撮影時間・休憩1時間半含む)
YAMAPはこちらから♬
旧寒風山トンネル登山口(寒風茶屋)への道…凍結注意!
この日は朝から新雪が積もり、うっすらと積雪がある状態。
寒風山トンネル(一の谷やかた)からは、わだちの上を極力通るようにして登っていきます。
途中1台すれ違いがあって路肩によけましたが、これがすべるすべるwww
帰りには全然溶けてましたけれど、早朝は凍るので注意です。
お手洗いは「道の駅木の香」で済ませてから来ましょう!
※寒風茶屋のお手洗いは冬季閉鎖です
旧寒風山トンネル登山口(寒風茶屋)→桑瀬峠
10数台のクルマがいますが、皆さんすでに出発されているようです。
この日は連休の中日ということもあり他県ナンバーもかなり多め(*‘∀‘)
当日の天気予報は昼から晴れ!
朝の時点ではガスが濃い目です(*_*;
予報に望みを託して、ぐんぐん高度を上げていきます。
桑瀬峠→伊予富士
桑瀬峠は、
- 寒風山・笹ヶ峰方面【石鎚山系東側】
- 伊予富士・東黒森山・瓶ヶ森方面【石鎚山系西側】
の分岐になります。
ここまではかなりのトレース(踏みあと)がありましたが、伊予富士方面に向かうのは先行者ひとりのみ。
すぐ前に歩く単独のカメラマンさんだけです(*‘∀‘)
のちに追い越してしまうので、山頂一番乗り♪となるわけなのですが…
相変わらずガスがスゴイです…
いつ晴れてくるのでしょうか…
どん曇りなので「この世の終わり」みたいになってますwww
山頂の手前20分くらいが「伊予富士」の最大の急登。
カリカリのアイスバーンの場所もあるので、仲間とはある程度距離を置きアイゼンをしっかりきかせて一歩一歩進んでいきます。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]これは降りるとき危なそうだな…[/chat]
と思う場面もありました。
声をかけながら足を置く場所を確かめます。
山頂に着くころには…なんと一気に晴れ渡ってきました♪
山頂はこれまで見たことのない絶景
伊予富士の山頂は360度ひらけています!
広がっているのは、まさに冬の限られた時期にしか見ることのできない絶景。
同行したベテランの方も「これまで見たことのない景色」とおっしゃってました。
終始感動しっぱなしでランチどころではないwww
とにかく目まぐるしくガスが動いているので目が離せないんですね…(*_*;
幸い風が弱かったため長居できました!※この時期にはかなり珍しいそうです
寒かったらランチは降りてから済まそうと考えていましたから( ;∀;)
伊予富士山頂→中腹の平地で小休止
登るときに緊張した個所ですが、降りる時こそ注意が必要になっていました。
- 気温が上がり多少雪がゆるんでいる
- かなりの登山者があがってきて踏み固められた
のもあり、かなり複雑な状態。
しかし雪の状況を見ながらストックを駆使し、なんとか通過することができました!
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ここ以降は楽しいスノーハイクです♪[/chat]
中腹から伊予富士山頂を見上げてみると、しっかり「富士」の形に見えるんですよ。
そして記念撮影も。
緊張場所を通過したということでおしるこ休憩です♪
インスタントのものでもカロリーも取れ&体が温まるので冬山には欠かせません。
もちろんお湯をわかす時間はないので「山専ボトル」で入れていただきます~
中腹→桑瀬峠
伊予富士もよかったですが、見逃せないのは「霧氷トンネル」。
下山途中に青空のもと見ることができました♪
往路はガスなのでわき目もふらず登ってましたが、帰りは写真撮影タイムもたっぷりと!
桑瀬峠→寒風山に向かう登山道でも同様のものがありますが、そちらより木々が力強く、登山道に迫りくるので大迫力なんですよ。
桑瀬峠→寒風山展望台へ
桑瀬峠に戻ると、荷物をデポし寒風山方面へ。
寒風山展望台へ立ち寄り
展望台は同行した友人に教えていただきました。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]今まで何度も来ているのになぜ素通りしていたのか…(悔)[/chat]
と思うほどの大絶景!
今度は寒風山方面から、伊予富士〜いままで歩いてきた道を眺めることができます♪
寒風山展望台→桑瀬峠→旧寒風山トンネル登山口(寒風茶屋)
まもなく14時になろうとしているので、ぼちぼち下山に入ります。
ほぼほぼ本日の登山者は寒風山のみで下山しているようで、人も少なくなってきました。
新雪もすっかり溶け地面がドロドロ(泣)
やはり雪山は汚れ防止の意味でもスパッツ(ゲイター)をしていないとだめですね。
名残惜しいですが、7時間半も山中にいたので大満足ですww
また来ます~(‘ω’)ノ
おつかれさまでした!
まとめ:四国にユートピアは本当にあったんだ!冬こそ訪れたい五つ星の絶景
こうして文章や写真をまとめているだけでも、よみがえる感動の絶景。
たった1日で「どん曇り→快晴」というドラマの一部始終を見渡せていただきとても感動しました。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ほんとうに自然には感謝です![/chat]
石鎚山系は天気にあまりめぐまれない山域ではありますが、狙っていけば大勝利も狙えますのでぜひ足を運んでみてくださいね(‘ω’)ノ
以上、 『【伊予富士】トレースなし!霧氷のユートピア・トレッキング』の記事をお送りしました。
登山口「寒風茶屋」へのアクセス
公共交通機関はありません。
遠方から来られる方は、松山空港か高知空港・駅などでレンタカーを借りてくるのがベスト。
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