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【ハイキング】四国移住3年目の私が選ぶ!初心者におすすめの高知県の山9選!
こんにちは。高知県在住アウトドアライターのaimi(@aiaiminini)です。
高知県の約80%は森林でできています。
私は神奈川から移住してきましたが、ほんとうに高知は季節を濃く感じれる場所と思います。
- 5月→新緑
- 7~8月→高山植物
- 10月上旬~11月初旬→紅葉前線
- 12月~2月→霧氷や積雪
なので、高知にいる(来た)からにはぜひ「山」に入っていただきたく思うのです。
ここからは、高知県で初心者向けハイキングのできる山をご紹介していきますね。
四国移住3年目の私が選ぶ!初心者におすすめの高知の山9選!
山頂まで車で行ける山・3選
梶ヶ森【大豊町】標高1,399m
四国のへそ大豊町にある「梶ヶ森(かじがもり)」。
標高は1,399m。
周りにあまり高い山がないので晴れた日には太平洋、石鎚山系、剣山系の山をくっきりとみることができます。
山頂には「山荘梶ヶ森」という通年営業の山荘があり、宿泊することも可能。
山荘の駐車場に車を停めて山頂までは徒歩10分くらいです。
途中に土佐の名水40選のひとつ、「梶が森の霊水」が飲める場所もあるのでお見逃しなく。
山荘ではこのお水を使ったお風呂が入れるようになっているそうですよ(*‘∀‘)
山荘のすぐ横にはキャンプ場もあり、夜空がとってもキレイに見れる場所でもあります。
歩き足りないという方はクルマで10分下ったところにある「龍王の滝」駐車場からハイキングをすることもできます。登り約1時間。
中津明神山【仁淀川町】標高1,540m
愛媛との県境にある「中津明神山」はバイクツーリングやロードバイクのヒルクライム練習のメッカにもなっています。
クルマで山頂に行けるのにもかかわらず標高1,540mもあり…?
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]驚きの高さ!![/chat]
そのため、酷暑の高知県でも避暑ができる貴重なスポット。
歩いている間はもちろん暑いけれど、山頂で休憩しているときは意外と涼しいです。
https://www.aimisuna.com/2018/07/14/syoka-nakatsumyojin/
虚空蔵山【佐川町】標高674m
標高は低いながらもお手軽に雲海が見れる「虚空蔵山(こくぞうさん)」。
ご紹介した「梶ヶ森」、「中津明神山」よりもだいぶ道が悪いですが山頂まで車で入ることができます。
私は夜向かったことがありますが、野生動物が横切ったり大きな穴が開いていたりかなり減速していったのを覚えています。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ちょっと怖かったけれど…[/chat]
しかし、たどり着くと満天の星が出迎えてくれました。
雨上がり、ぜひ雲海撮影に行ってみてください。盆地なのでとっても出やすいのです。
https://www.aimisuna.com/2017/07/10/unakai-satsuei/
初級者ハイキングにおすすめの山・6選(歩行時間3時間程度)★は難易度
瓶ヶ森【いの町】★★☆☆☆標高1,861m
瓶ヶ森(かめがもり)は、高知県でいちばん景色がよいのに簡単に登れるすばらしい山です。
ここから見れるものとしては…
- 愛媛県西条市の市街地、しまなみ海道
- 瀬戸内海
- 目の前に石鎚山
登山口にはお手洗いもありますし大きな駐車場もあります。
高知県でここまで至れり尽くせりの山はほかに知りません(笑)
にもかかわらず、西日本最高峰の石鎚山と標高が100m程しか変わらないのだというから驚き。
ハイキングを全くしたことがないという人の足慣らしにもおすすめです。
瓶ヶ森単独ではないですが、石鎚山から縦走したときの記録のリンクを置いておきますね。
この時も瓶ヶ森から見た石鎚山はすごくカッコよかったですよ^^
https://www.aimisuna.com/2017/04/21/post-895/
横倉山【越知町】★★★☆☆標高800m
越知町の最高地点、横倉宮がまつられている山。
越知町のゆるキャラ、「よコジロー」のモチーフにもなっている山です。
※帽子になっている
ついに、ぼくの「たいそう」ができたよ!
そのなも「よコジローたいそう」https://t.co/TxhjjSZZOx
ぐらんぷりとか、すさきのきゃらまつりでみんなと、おどれたらいいなあ<>パタパタ— よコジロー@10/27高知市 (@yokojiro_ochi) 2018年7月10日
眺望が乏しく稜線歩きという感じではないのですが、そのぶん秋には紅葉がきれいで落ち葉ふかふかロードが歩けます。
駐車場にもなっている織田公園には展望台があり、越知町の街&清流仁淀川を見下ろせます。
こちらはとてもひらけているので気持ちがいいですよ。
https://www.aimisuna.com/2017/04/23/post-972/
工石山【高知市】★★★☆☆標高1,176m
高知市内の小学生の遠足でも使われるという工石山。
いままでご紹介してきた山の中ではトップレベルに整備が行き届いた山です。
- 草刈りもしっかりとされ、足元が危険という場所もほとんどない。
- 標高差もあまりなく、展望も優れていて高知市内から1時間かからない。
- 短い割には変化にとんでいるので歩いていて飽きない。
見どころポイントには名前がついていて説明板もあるので、お子様が「森を学ぶ」のにもおすすめの山!
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]さすが遠足につかわれる山![/chat]
個人的に下山時見てほしいのは、「ドロマイト採掘跡」。なかなかロマンがあります(‘◇’)ゞ
おととしの12月に登った時は素晴らしい雲海が見れた場所でもあります。
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陣ヶ森【土佐町】★★★★☆標高1,013m
4~6月に咲く馬酔木(あせび)のトンネルは、静岡県の天城山と並ぶほどの大規模なものと言われています。
まだその時期にいったことがないですが、高知の山仲間さんに聞くと「陣ヶ森と言えばあせび」という方は多いですね。
登山口から標高が高いため、苦労することなく山頂に行けます。…のでぜひ丸山広場まで足を運んでいただきたく思いますね。
だだっ広い草原が見えてくるとキャッチボールでもしたくなりますよ(笑)
スタッドレスタイヤがあればスノーハイクにもおすすめ。
https://www.aimisuna.com/2018/02/01/post-8398/
三本杭【四万十市】★★★★☆標高1,225m
高知県西部の貴重な高山として人気のある三本杭(さんぼんぐい)。
国土地理院では石鎚山と同じ四国山地西部に分類されていますが、石鎚山からは隔てられた四国南西部に位置=「海側の山」の印象が強いけれどじつはとっても山深いのです。
アケボノツツジの時期になるとこの時期いちばんの人出になり、ふもとの滑床(なめとこ)渓谷の紅葉・新緑も素晴らしいです。
滑床渓谷は沢登り(キャニオニング)の聖地としても有名ですよ(#^.^#)
https://www.aimisuna.com/2017/10/27/activity-kochi/
寒風山【いの町】★★★★★標高1,763m
年間を通して遊べる「寒風山」は愛媛と高知の県境にある山です。
「寒風山トンネル」は一般国道で日本一長いトンネル、名前くらいは知ってる方も多いでしょうか。
登山口の「寒風茶屋」にはお手洗いもあり、「瓶ヶ森林道(通称UFOライン)」のスタート地点にもなっています。
さいきんCMにつかわれたとかで、休日には人がごった返していて驚きますが…( ゚Д゚)
寒風山は四国で「本格登山」の入門編としてよく紹介されているので、ハイキングを卒業するならココとすすめる登山ショップも多いです。
https://www.aimisuna.com/2017/06/05/post-1881/
また登山口の下には『道の駅木の香』があり、帰り道に温泉で疲れをとることができます。
私はここの露天風呂がお気に入り。
冬、運がよければ雪見風呂に入ることもできますよ。宿泊することもできます。
https://www.aimisuna.com/2017/06/04/post-1854/
まとめ:標高の高いところまで車で行って、無理のない登山を楽しもう!
ここでいちどまとめましょう。
【高知でハイキング】初心者におすすめの山
- 山頂まで車で行ける山
- 梶ヶ森【大豊町】標高1,399m
- 中津明神山【仁淀川町】標高1,540m
- 虚空蔵山【佐川町】標高674m
- 初級者編(歩行時間3時間程度)★は難易度
- 瓶ヶ森【いの町】★★☆☆☆標高1,861m
- 横倉山【越知町】★★★☆☆標高800m
- 工石山【高知市】★★★☆☆標高1,176m
- 陣ヶ森【土佐町】★★★★☆標高1,013m
- 三本杭【四万十市】★★★★☆標高1,225m
- 寒風山【いの町】★★★★★標高1,763m
私が四国に来て驚いたのは、
四国の山は「楽しよう」と思えばいくらでもできるし、「難しい山」に行こうと思えばすぐ行くことができる
ということです。
様々なレベルの山があるので、
- 遊びに来る友人も飽きない
- 体調に合わせて山を変更できる
- どの山を選んでも大満足
と良いことづくめです。
ぜひ、装備をしっかりとして四季折々の四国の山を楽しんでいってくださいね!
以上、「四国移住3年目の私が選ぶ!初心者におすすめの山9選!」の記事をお送りしました。
https://www.aimisuna.com/2018/06/30/syokisoubi-tozan/
「高知のハイキング」の教科書はコレ!
ご紹介した山々は、高い山ばかりではないので登山界で有名なマップ「山と高原地図」に載っていないものも多いです。
※今回ご紹介した中で載っている山→寒風山、瓶ヶ森だけ
ですので、ぜひ文県ガイド「高知県の山」をご購入ください!
登山口までの行き方や、複数の登山ルートがある場合の比較もできます(‘ω’)ノ
※今回ご紹介した中で載っている山→虚空蔵山以外すべて
計画時こそ、装備や保険を見直すチャンス
2017年の遭難者数は3,111名、そのうち死者・行方不明者数は354名。
遭難した人の10分の1は亡くなっている現状があります。
日帰りであっても最低限、「ビバーク」の用意をしてから山に入りましょう。
https://www.aimisuna.com/2018/11/26/higaeritozan-inportant-item/
また、現状山岳保険に加入している方も+αについて考えてみませんか?
「ココヘリ」は山岳保険では到底カバーしきれない、「ヘリ捜索費用全額負担」が含まれている1日当たり10円の会員制捜索ヘリサービスです。
使用してみたレポートもありますのでチェックしてみてくださいね(‘ω’)ノ
https://www.aimisuna.com/2018/11/26/sangakuhoken-cocooheri/