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【愛媛県大洲市】JR伊予長浜駅~大洲城半日37km復興応援サイクリング!

こんにちは、高知県在住ロードバイク女子のaimiです。
先日、2018年7月西日本豪雨の被災地となった愛媛県大洲(おおず)市にサイクリングに行ってきました。
9月の3連休に訪れたのですが、思いのほか天気も良くまさにサイクリング日和。
半日の復興応援サイクリングの模様をレポートしていきますね。
今回のコース
長浜港湾緑地公園→JR伊予長浜駅→大洲城→「羅り瑠れ櫓(らりるれろ)」でランチ→臥龍山荘→おはなはん通り→長濱大橋→長浜港湾緑地公園
37km 4時間(休憩込み)
肱川(ひじがわ)河口から出発して大洲市に向かって走り、また河口に戻ってくるルートです。
今回の豪雨で被災した「肱川」は上流の野村ダムが放流をし、氾濫。
肱川は愛媛県西部を流れる県内最大の1級河川で、肘を曲げたように蛇行している姿からその名がついたともいわれている。過去に氾濫を繰り返した歴史があり「暴れ川」とも呼ばれる。この肱川で今回、8人が死亡する過去にない被害を出した。その要因はダムの放流にある。
その様子を忘れないためにひと目見ておきたい&復興支援のために走ることにしたのです。
また少しでも観光をしてお金を落としていきたい、という思いから。
あと、川が氾濫する怖さをちょっとでもリアルに感じれたら…ということもあり、ほかにもコースがありましたがあえて山の見れるルートを選びました。
西日本豪雨から1か月 ダム放流と肱川氾濫…住民のための検証を【愛媛発】
このコースはこんな人におすすめ!
- 山を見ながら走れる
- 山に囲まれているのにアップダウンが少ない
- 標高が低い(ほぼゼロ)割には涼しい風が吹いているので疲れない(これが肱川おろし?)
- いざとなったらJRで輪行して長浜へ戻ることができる
- 距離もさほどではないので、がっつり観光しようと思えばできる
- スタート地は松山からも割と近いよ!(40kmくらい)
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]私のようなゆるサイクリストにはとっても嬉しいコースですね![/chat]
今回のレポート
長浜港湾緑地公園→JR伊予長浜駅
長浜港湾緑地公園は海辺のあそび場で、皆さん思い思いのアクティビティを楽しまれていました。
カヤック、釣り、ランニング、サイクリング。
ほんとうになんでも楽しめます。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]とにかくものすっごく広いです![/chat]
長浜港は松山から40kmというのもあって、夏は海水浴でにぎわうのだとか。
この日は釣りのお客さんが多かったです。なにが釣れるのでしょうか…?
近くにはコンビニ(ローソン)もあるので、朝ご飯や補給食のの調達にも。
長時間とめる場合、迷惑にならないように駐車しましょう。駐車料は無料です。
出発するやいなや、山に向かって走ることになるので海はゴールまでおあずけ。
おもいっきり海風を吸っておきましょう(笑)
JR伊予長浜駅は目と鼻の先ですが、風情のある駅なので駅舎をのぞいてみることに。

無人駅のようです。

この駅から大洲・八幡浜・宇和島方面(山側)に向かっていくようになっています

この「肱川あらし(おろし)」というのは、秋から冬にかけてみられる瀬戸内海の温暖な空気と冷たい山風がぶつかって起きる霧のことをいいます

dav
JR伊予長浜駅→大洲城
駅を出発すると、とても走りやすい一本道となります。
右側には肱川。左にはJR予讃線。
肱川が大きく蛇行する「五郎駅」まではぴったり横を走ってくれていて、運がよければ「伊予灘ものがたり(観光列車)」を見ることもできます。
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社員旅行で伊予灘ものがたりに乗車🚃優雅な朝食をいただけました🥖☕️大洲の街も散策🍁 ・ * ・ #伊予灘ものがたり#大洲編 #おはなはん通り #臥龍山荘#紅葉
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伊予灘ものがたりへ。 電車🚃を待つ1時間、猛ダッシュで大洲観光。ハードだったけど、面白かった。 #おはなはん通り #志ぐれ餅#ポコペン横丁#日曜日に開催#大洲赤煉瓦館 #今度はゆっくり来たい
伊予灘ものがたりは、JR四国が松山駅 – 伊予大洲駅・八幡浜駅間を予讃線(愛ある伊予灘線)経由で2014年より運行している観光列車。
伊予灘をはじめとした美しい景観、アテンダントや地元住民によるおもてなし、地元食材を使用した供食サービスなどが楽しめるようになっている~wikipediaより引用
この列車は景色のよいところは速度を落として走る列車なので、自転車のほうが早いという貴重な場面に遭遇することも(笑)
ロードバイクは平均30km/時で走っておられる方もざらですからね…
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]私は20㎞/時くらいで景色を見ながらゆっくり走ってますが( 一一)[/chat]
ちなみに行きも帰りも見れたのですが、走っていたのでまともな写真はありません…

五郎駅を過ぎると、肱川は右に大きく蛇行します。

唯一、帰路で撮れていた「伊予灘ものがたり」。後ろに小さく3両編成が写ってました(笑)
大洲市街地に入ってくると、交通量が多くなってきます。
前後左右に注意しましょう!
市内に入ってくるとサイクリストがグッと増えた印象です。
市内の中学生も、小学生もヘルメットをかぶっています。そして挨拶までしてくれる…!
さすが自転車県・愛媛!着用率は100%です。
市街地を抜け、再び肱川を渡るとお城が見えてきました。大洲城です!
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]お城=丘の上にあるのを想像していましたが、ここは平地にドーンとあるので自転車でも行きやすいですよ![/chat]

さわやかすぎるうろこ雲とともに!

二の丸付近~

360度ひらけていて気持ちがいいです
伊予を南北につなぐ大洲街道・宇和島街道の結節点にあり、また東には四国山脈を抜けて土佐国に出る街道がある。
また、すぐ西には大洲の外港とも言える八幡浜(現八幡浜市)があり、大洲は歴史的にはややひなびた立地ながらも交通の要衝といえる場所にあった。
宇都宮氏が創建した当初は、肱川と久米川の合流点にあたる地蔵ヶ岳に築城したことから地蔵ヶ岳城と呼ばれた。大洲は歴史的にはややひなびた立地ながらも交通の要衝といえる場所にあった~wikipediaより引用
大洲城の中に入る時間がなくて残念でしたが、お堀付近を散策するだけでも気持ちがよかったです。
なかでは甲冑体験ができたそうです。チョットやりたかった…(笑)
そろそろお昼の時間ですね…ランチをする場所を探します。
大洲城→「羅り瑠れ櫓(らりるれろ)」でランチ
大洲城から徒歩1分。
お城の駐輪場に自転車を置いたまま行くことができます。
いかにもおしゃれカフェ?と思い一度通り過ぎたのですが、いかんせんお店がない…(苦笑)で、戻ってきました。
古民家を改装したという店内はちょっと雰囲気があっていい感じです。

入り口がちょっとおしゃれすぎてはいるのに躊躇しました

和風ハンバーグランチ(980円)

レモンチーズケーキ(450円)をお持ち帰りにして大洲城のお庭で食べました!こちらのケーキは評判がいいようです!かなりの人がお持ち帰りされてました。とても濃厚でおいしかったです。
臥龍山荘→おはなはん通り
ランチでおなかを満たされた後は、臥龍山荘へ。
臥龍山荘への道に、この旅ではじめて肱川の氾濫のあとを見つけることができました。
この付近では夏の時期には「鵜飼い」が行われているようですが今年はかなりの期間、観光船の営業ができなかったようで大打撃をこうむったとのことです。

河原に降りる通路の手すりが倒れてしまっています。豪雨の流れとは恐ろしいものですね…

コーンのあるところは立ち入り禁止です。ここから先、河原に降りたら気持ちい場所だけに残念

最も肱川の特徴のでた高台に建てられた、上品な別荘です。
cof

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土のう(岩のう?)が氾濫を防止するように置かれています。(最近置かれたもののようです)

石ブロックが持ち上がってしまったのか路面がガタガタ。これ以上自転車では入れません

鵜飼いの観光船が停泊していますが、もう今シーズンは終了したようです
続いて、「おはなはん通り」へ。
この名前は1966年のNHK朝ドラ “おはなはん” のロケ地に由来しますが、トレンディドラマ「東京ラブストーリー」の最終回ロケ地としても有名なんだとか。
自転車なので素通りしてしまいましたが、レトロな風を切って走るのは気持ちがよかったです。道幅が狭いのでクルマが来たら注意しましょうね。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]さいきん再放送で話題になってますね!年がバレてしまう…[/chat]
おはなはん通り→長濱大橋→長浜港湾緑地公園
大洲の街を後にし、長浜までもうひと走り!
来た道を帰るのはつまらない…ということで肱川の対岸を走って戻ることにしました。
国道43号からみえなかった水門や、土砂崩れ現場。車が少ない分、気が付くことが多かったです。

河川敷には車の入れない細い道路もあり気持がよいです

山の水を肱川の合流させるための水門。里山のダムという感じでしょうか。

土砂崩れのすぐ横は通る気が起きなかったので、ここで43号に合流します

肱川河口には赤い橋=長濱大橋があります。

坂本龍馬は大洲から瀬戸内海へは、肱川に沿って脱藩したのだそう。

長濱大橋は日本に現存する最古の可動式橋です。

土日には観光用に跳ね上げを見ることができるのだとか。
長濱大橋は1998年には国の登録有形文化財に登録され、のち国の重要文化財に指定された。
橋の下に船を通すため、中央部の18メートルの区間を跳ね上げて開閉することができるバスキュール式(跳ね上げ式)可動橋で、日本で現存する道路開閉橋としては最古である
長濱大橋に戻ると、サイクリストがたくさん通る「夕焼けこやけライン」(国道378号線)に合流です。戻ってきました!
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]おつかれさまでした~!![/chat]
まとめ:山に囲まれているのにアップダウンが少なく程よい距離。お手軽サイクリングにおすすめ!
「JR伊予長浜駅~大洲城半日サイクリング」は瀬戸内海の景色には勝てないかな、という印象の方も多いかもしれませんが…
半日37km走り終えた感想としては…私は山が大好きなので大満足でした!
- 山を見ながら走れる
- 山に囲まれているのにアップダウンが少ない
- 標高が低い(ほぼゼロ)割には涼しい風が吹いているので疲れない(これが肱川おろし?)
- いざとなったらJRで輪行して長浜へ戻ることができる
- 距離もさほどではないので、がっつり観光しようと思えばできる
- スタート地は松山からも割と近いよ!(40kmくらい)
わがままな願いをかなえてくれたこちらの半日コース「JR伊予長浜駅~大洲城半日サイクリング」。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]超おすすめしたいです![/chat]
以上、「JR伊予長浜駅~大洲城半日37km復興応援サイクリング!」の記事をお送りしました。
大洲市内サイクルマップ&レンタルサイクルのご案内
愛媛県大洲市にはレンタルサイクルの拠点がたくさんあります。
以下に詳細が書いてありますのご参考にしてみて下さいね。
大洲城付近ではレンタルサイクルで走ってる方も多くみられました。
また今回ご案内したコースのマップもダウンロードすることができます。
大洲市サイクリングコースのご案内
https://www.city.ozu.ehime.jp/uploaded/life/26428_102191_misc.pdf