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【高知のGW季節バイト】土佐文旦受粉バイトで使える、クライミングムーブと基礎知識

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こんにちは!aimiです。

先日まで土佐市のほうに土佐文旦の受粉バイトに行っていました。

木に登りながら、文旦の花々に花粉をつける作業です。

そこで思い出したのが、ボルダリングジムで習っていた「ムーブ(動き)」。

今回、役立ったムーブをまとめてお教えたいと思います!

まずは、かんたんに基礎知識から…

ズボンはヤッケという農作業用のものを着ています

 

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土佐文旦とは?

文旦とは、東南アジアを発祥とする柑橘でグレープフルーツの親戚にあたりますが
日本に伝わったのは江戸時代頃である、とされています。

「土佐文旦」は、昭和の初め頃に
高知県土佐市宮ノ内地区で栽培方法が確立されました。

目の覚めるような黄色くなめらかな果皮や、酸味と甘み
そしてほんのりとした苦味の、バランスの良い味わいに加え
果肉の粒が大きくプチプチとした食感で、全国の柑橘ファンを魅了しています。

~白木果樹園HPより引用

高知県では毎年12月くらいになるとハウス物が出回ります。

ハウス物は糖度が高く高級品ですが、一般的にいう「土佐文旦」は1月から2月にかけて流通している「露地栽培」のものが多いです。

今回バイトでうかがわせていただいたのは「露地栽培」のほうの受粉作業のお手伝いです。

いつも身近に食べている「土佐文旦」ってどうやってできるのか?目のあたりにすることができて光栄です^^

文旦受粉バイトの基礎知識

高知県では、ゴールデンウィークに集中して花が咲き始めます。

花が咲くのは一斉、咲き始めて1週間の間が勝負。

この時期は天候も不安定、風も強いことが多いため、晴れた日には非常に人手が必要です。

雨の日は花粉がつきにくくなるため、作業はお休みとなります。

このような伸び縮みする花粉付けの棒を使って受粉していきます。

花粉には色がついていませんので、白いめしべについたかをわかるように、粉は赤く色を付けています。

 

受粉作業のやり方

木の下にある花

  • 木の下に入りながら受粉作業をしていく
  • 上をずっと見上げている状態が続くと首が痛くなるので、体制を変えながら行うのがコツ
  • 斜面を歩くので、足もとには十分注意

斜面ぎりぎりに木が生えているので、下の段の上部分は1段上にのって受粉するほうが効率がよかったりもします。

山の斜面に張り付くようにして文旦畑があります!

木の中間~上にある花

  • 木に登り、上から受粉作業をしていく
  • 足の置き場に注意
  • ハーネスなど確保するものがないので、落ちないように十分注意

「ハーネス」とはロープクライミングや、園芸屋さんが使用する安全確保の道具です。

果樹園では、文旦の木の足場が非常にしっかりしていました。

斜面上で作業がやりにくいため、木だけはせめて登りやすいように形を30年くらいかけて整えていったのだそうです。

そのため、「木の中間~上にある花」の受粉作業で木に登った後、役立つムーブがたくさんありました。代表的なものをご紹介しますね。

受粉作業で木に登った後、役立つムーブ(動き)

ステミング

壁が凹角状になっている状態の壁の際に使われるムーブです。

・両足を壁に突っ張る
・腰が引けないように状態をあげた状態にする
・立ち上がった際は壁に寄り添うように体を持って行く

~くらし~のHPより引用

非常に安定するので、手を離しても立ってられます。

私の場合、この状態で隣の木の上の人と会話していました。力が要らないので圧倒的に楽な体制です。

初心者の方でも覚えやすいテクニックのひとつですね。

凹角状になっている場合が多い、木の枝と枝の間。

このムーブを知らなくとも、無意識にやっておられる方も多いかもしれません。

キョン

体がぶれないように安定させるテクニックの一つです。

左手を取りに行く際の例でご説明します。
・両足を乗せた状態で、左足を内側に捻る
・足だけでなく、腰から捻り上げ、壁に体を近づける
・その際に両足を突っ張るように体を支え、左手を出す

持ち手の向きや足の位置が安定しない際に使われるムーブです。
ここで重要なことは、足の乗せ方です。

~くらし~のHPより引用

体を内に入れるので、非常に安定し、不安定な木の上でも体制を保てます。

とくにクライミングシューズを履いていったわけではありませんが、グリップの効く「足袋」や「トレランシューズ」ならこのムーブはらくらくできるでしょう。

1日目はコツがわからなくて力が入って疲れてしまったのですが、2日目からは靴を変えて積極的に体制を考えるようになった途端、疲れ知らずになってしまいましたよw

デッドポイント

遠い場合などに、勢いよく次の手を取りに行くムーブです。

・タメを作る為に、壁から離すように腰を落とす
・壁に近づくように、一気に持ち手を引き上げる
・体を引き上げると同時に一気にホールドを取りに行く

デッドポイントは一瞬無重力状態になります。
その際に、ただまっすぐ上に体を持ち上げてしまうと壁から離されてしまうので、距離は出てもホールドがつかめないことがあります。

~くらし~のHPより引用

受粉作業の場合は垂直方向(真上)に木の枝があるわけではなく、方向は「斜め上」~「真横」の場合がほとんどですが、「デッドポイント」の応用をきかせると、

足の置き場OK→勢いOK→ワンタッチ受粉!と一発で行けるのでとても楽です。

受粉し終えて体制を戻すときの体制は重要です。

必ず、利き腕以外の手で枝をもって、体を固定しましょう。

勢いあまって落ちないように注意しましょうね。

ランジ

デッドポイントに少し似ていますが、「ジャンプ」に近い点では危険を伴います。

ただ、動きを覚えておいて損はないでしょう。

「デッドポイント」と同じく、受粉し終えて体制を戻すとき、利き腕以外で木の枝を持つことを忘れずに!

まとめ:木の上の作業はクライミングムーブを応用するとかなり楽チン!

いかがでしたでしょうか?

3日間、バイトに行かせていただきましたが、3日目が一番疲れなかったです。

大きな動きでもクライミングのように緩急つけて行うと疲れませんね。

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以前行ったショウガ収穫バイトもそうですが、普通は日にちがたつにつれて疲れてくるのが普通なので…。機会があれば来年もやってみたいですね。

 

皆さんも、高知のGW期間限定バイトを経験してみてはいかがでしょうか?

以上、「【高知のGWバイト必見】土佐文旦受粉バイトで使える、クライミングムーブと基礎知識」の記事をお送りしました~。

バイト後に記念に撮ってもらいました!

 

高知移住検討されている方向けの体験プログラム・季節バイトはほかにもたくさん!

こちらの文旦受粉作業だけではなく、移住を検討されている方向けの農業体験プログラムもたくさんありますのでチェックしてみてくださいね~。条件によっては家賃負担なく、移住後の家探しも可能ですよ^^

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土佐文旦受粉バイトのおすすめ靴

前述したように、受粉作業では「滑らない」靴が必須です。

また作業自体急斜面で行うため、スニーカーや長靴は向かないです。

グリップのついた、「足袋」や「スパイク付き長靴」または、「トレランシューズ」がいいでしょう。

時期的に、長靴は蒸れると思うので、トレランシューズは個人的に結構おすすめ。

雨が降った時は作業はお休みなので、長靴の出番はあまりないかもしれません。

 

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