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OMM LITE/BIKE TOKUSHIMA-KAIYO で早春トレイルに揉まれ、得られたモノとは!?
こんにちは!aimiです。
3月に入り、木々の芽吹きや桜の便りが届くようになりました。
さて、今年初のランイベント、「OMM LITE/BIKE TOKUSHIMA-KAIYO」(徳島県海陽町)に2日間、参加してきました。
「OMM LITE/BIKE TOKUSHIMA-KAIYO」とは
OMM LITE/BIKE TOKUSHIMA-KAIYO のロケーションは四国・徳島県南端に位置する海と山の美しい海陽町。
時期は真冬の寒さが少しだけ緩みはじめる初春、まだまだ空気は澄みわたり海も空も輝く美しい季節です。
海陽町は海と山が隣接する日本でも有数の自然豊かなエリアです。また清流「海部川」が流れ、その周りには日本の原風景的な里山風景が広がります。標高はそれほど高くはないものの山の上からはところどころで美しい海が望めるポイントがあります。
またお遍路やそれに関わる施設など歴史も感じられる四国特有の雰囲気を味わいながら2日間のダイナミックなナビゲーションレースをお楽しみください!OMM LITE/BIKEは、チームが独自にルートを選択し、時間内に数多くのチェックポイントを回りながらFINISHまで戻るOMM JAPANのScore形式(ロゲイニング形式)のレースです。ただしOMM JAPANとはいくつかの重要な違いがあります。
・ 1チーム/2名~5名のチームエントリー制となります。
・ CPの設置地点はトレイル、ダートがメインとなります?
オフトレイルに設置されたCPもありますが、トレイルやダートから安全にアクセスできる場所に設置されています。
最近、「走る」だけの大会は物足りないというか・・・マラソン自体が苦手なんでwこういう大会はすごくうれしい。
年が明けてこの大会が発表された際、速攻エントリーいたしましたw
このイベントの面白い点
なんといってもこのイベント「OMM LITE/BIKE TOKUSHIMA-KAIYO」の良いところは
- 2~3日間キャンプできる
- 一般登山道じゃないトレイルを走る(歩く)ことができる
- 地図読み能力が上がる
- 山だけじゃなく海も堪能できる
- チームワーク力が上がる
- タイムは競わない得点制
いつもソロや数人で登山ばかりしている私にとってはないものがたくさん得られるイベントのような気がしてならなかったです。とにもかくにも、始まる前からワクワク。
夫も、内容には大賛成してくれたので、夫婦でエントリーしました。
2~3日間キャンプできる
拠点となるのは徳島県最南端・海陽町にある「まぜのおかオートキャンプ場」です。
スタート・ゴールがこちらになっていますので、キャンプをすることが前提のイベントなんです。
普通のマラソン大会なら、他県から来る出場者は地方都市や、付近のホテルに前泊したりするスタイルが多いであろう中、こちらの大会は「キャンプ」を推奨しています。
もちろんバンガローなどを借りて泊まることもできますが、別料金。フリーサイトならば、参加料金に含まれているので無料となります。
私たち夫婦はガッツリ2泊しましたよ~^^
明日からの徳島のトレラン大会に前のりキャンプ。おなじ場所に2泊するのはかれこれ五年ぶりだろうか。
ただのインスタントに燻玉いれて簡単夜飯🍚
星空も満点💯に見えてますがスマホのみで今回の大会は済ませるため撮影はグッと我慢です👍
明日から晴れ☀山のなかを駆け回る2日間の始まりです👍 pic.twitter.com/LEhq47pRQN— aimi (@aiaiminini) 2018年3月16日
一般登山道じゃないトレイルを走る(歩く)ことができる
こちらのレースの醍醐味は、地元の方のご協力もあって、普段入ることができない里山にがんがん分け入ることができることですw
今回、海沿いのコースを攻めた1日目は
- 地元の釣り師さんしか出入りしないようなロープつきの崖→実際釣り師さんに足の置き場を教わり恐る恐る下りたw
- 波が作り出した地層の上を歩く
内陸を攻めた2日目は
- ローカル汽車(阿佐海岸鉄道 )が通る線路を見渡せるトレイル
- 地元の方に愛される里山
- 名もなき山に分け入り藪こぎの連続→ウエアがびりびりになるという事案発生w
アドベンチャーの要素が多くて、すごく面白かったです。
北アルプスや、たくさん入山者数のある日本百名山などは「銀座ロードを歩いているようだ」と皮肉られる方もいらっしゃるように、整備されすぎているんですよね。
だからこそ、こういうトレイルを感じてほしい。主催者さんの意図がよ~~くわかりましたw
地図読み能力が上がる
今回、このイベントに出る前に愛媛県松山市まで読図講習会を受けに行ってきました。
高知市にはそういうショップがあまりなくて、もうどうせなら行ってしまえ~と。
結果、行ってよかったです。行ってなかったらと思うとぞっとします・・・・w
ざっくりでも、オフライン環境で地図が読めれば問題ない。そのお言葉通りでした。大きく迷うことはなかったです。
コンパスは災害時にも役に立つので、今回使い方を学べたのは収穫でした。
山だけじゃなく海も堪能できる
四国に移住して思うのは、「川」だけじゃなくて「海」もきれいだということ。
考えてみれば、山から川が生まれ、海に流れているのだから当然のことなのだけれど。
そういうことをいつも感じていたいものです。
チームワーク力が上がる
他チームはご夫婦も多かったですが、お友達と出られている方々も多かったです。
お話させていただいた限りでは
- 走力が同じ人
- 普段、よくコミュニケーションをとっている人
- 上京しているお友達と地元のお友達のペア
こういうイベントをきっかけに「みんなで徳島に行こう!(サーフィンメインでもキャンプメインでもなく)」ってなんだかいいですよね。
イベント中も、のんびり挨拶しながら会話させていただいたり、ほっこりした気持ちになりました。速さを競わないイベントならではですよね。
タイムは競わない得点制
OMM LITE/BIKEは、チームが独自にルートを選択し、時間内に数多くのチェックポイントを回りながらFINISHまで戻るOMM JAPANのScore形式(ロゲイニング形式)のレースです。
現地でのエントリー時、地図が配られ、スタートの10分前に得点表が配布されます。
その得点票を見ながら、なるべく高得点が取れるように一筆書きルートを計画に織り込みますが、そうスムーズに回りきれるものではありません。
なぜなら高い得点のものほど、スタートから距離があったり、山の頂上にあったり取り難い場所にあるからです。
私たち夫婦は、1日目は無理なく距離重視、2日目は1日目の反省を生かして回りきれる計画を実行しました。
途中、落し物をして探したり30分くらいロスしたり、トラブルもありましたが、何とかリカバリーもできました。本当に当日は何があるかわからないのでスリルもありますね。
今回は両日とも晴天でしたが、同じシリーズの長野県白馬のイベントは雨がつきものだといわれています。その場合は装備など、状況がまったく変わってくると思います。
注意点
- リタイヤ時も自力下山
- 地図読み能力がないと厳しい
- 装備を軽量化できないとつらい
リタイヤ時も自力下山
こちらのイベントは「エマージェンシーキット」「ビバーク装備」の持参が義務付けられていて、何かあった場合も仲間同士で助け合いリカバリーしなければなりません。※自然災害などの場合は救助要請可能
普段の登山でもそうですが、必ず簡易ツエルト、ビビイなどの装備は持っているほうがベストといえます。
地図読み能力がないと厳しい
今回、地図読みの講座で「磁北線」の存在を知りました。登山を始めてもうすぐ8年くらいになりますがこれはマズイと思いましたw
2018年度から「山と高原地図」でも磁北線が引かれるようになっているそうなのでご参考くださいね。
ロングセラー『山と高原地図』2018年度版
すべての地図に「磁北線」が!
ヤマップなどのアプリ頼りもいいけれど、コンパスの地図読みで原点に返ろうと思って勉強中です。コツがわかれば簡単。https://t.co/WPFH1SSlfZ https://t.co/KlWyu0rFp5— aimi (@aiaiminini) 2018年3月7日
装備を軽量化できないとつらい
上記の「ビバーク装備」「エマージェンシーキット」や、多少の行動食、ウエア類をそろえてかつ軽量化、となると登山用のザックだとかなり重く感じます。
今回は「モンベル クロスランナーパック15」で挑みましたが、これ以上重いと、ロード部分を走れないな、と実感しました。
以前記事にもさせていただいているのですが、今回のイベントのような日帰りでかつ走る前提なら、絶対に20リットル以内に収めたほうがいいですね。
そのための多少の装備の買い替えは必須になってくると思います。
しかし装備は削りすぎてもよくないです。各自で必要なものを用意しましょうね(‘ω’)ノ
私たち夫婦の得点結果
2日間合計で、520点でした!(男女混合25位)意外と順位的にはよくてびっくりしております。
落し物をしてロスした時間もありましたが、時間通りに帰着。怪我なく終われてよかったです~。
来年西日本で開催があったらまた出場したいですね!その際はもっと順位を上げたいですね。
まとめ:厳しくもゆるくもできる、すべてが自分しだい。それがOMMの魅力
いかがでしたでしょうか?
ゆるく参加したい方向けに書かせていただいた記事でしたが、概要はお分かりいただけたのではないでしょうか。
もちろん、自分に厳しくストイックに得点を取りにいくこともできますし、そうするもしないも自分しだいです。
割合としては半分半分くらいでした。(ざっくりで恐縮ですがw)
特筆すべきは、今回、西日本で初めての開催だったということ。
こういうのにどんどん参加してもっと四国を盛り上げて行きたいな~と勝手に思っています。
以上、「OMM LITE/BIKE TOKUSHIMA-KAIYO で早春トレイルに揉まれてきて得られたモノとは!!」の記事をお送りしました。
▼OMMは「BIKE」部門もあります。装備のご参考に▼
今回の開催地・まぜのおかキャンプ場のアクセス
【住所】徳島県海部郡海陽町浅川西福良43
地図読みにはこの一冊を!
youtubeなどでも紹介されていますが、一冊しっかりと読み込んでおくのをオススメします。
この大会で重要視されているのは『地形を読むこと』。
地形が理解できていないと、いくら行くべきルートが見えていても危険箇所だったりということがあるので、地形は最低限理解すべきです。
私は読図講習に行った後、この本を購入しましたが、地図が面白いと始めて思えるようになりました。遭難時にも役立つ知識ですので、覚えておいて損はない内容になっています。
OMM2019シリーズの開催地は?
2019年11月9~10日、長野県霧ヶ峰で開催予定です。
少し先にはなってしまいますが、追っての情報に乞うご期待ですね!
最近情報はフェイスブックページが詳しいです。
OMM JAPAN 2019の開催地が決定しました。
2019年は長野県霧ヶ峰、車山高原とその裾野の山々を使った広大なエリアを舞台に開催します。本場UKをも思わせる日本有数の草原地帯とその裾野に広がる深く険しい山々で行われる今年のOMM JAPAN 2019ではどのようなチャレンジが我々を待ち受けているのでしょうか。
イベントの詳細情報はオフィシャルページで後日追って発表させて頂きます。どうぞご期待ください!
〜OMMオフィシャルホームページより引用