『被災ママに学ぶ小さな防災のアイデア40』を読んで続けられる3つの防災を考えてみた

こんにちは!aimiです。

2018年3月11日で東日本大震災から丸7年が経過しました。

東日本大震災が起きた日の私

震災が起きた日、たまたま有給をとっていた私は妹と新宿駅にいました。

新宿駅に向かいこれから神奈川の自宅に帰ろうとしていたとき地震はおきました。

雑居ビルたちは変な揺れ方、信号はブランブラン。地震が終わっても自分がまわっていて酔っているような感覚。

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こ、これは経験したことのない揺れ方・・・・!

その後、当然のごとく、雑居ビルや高層ビルからはオフィスで働いていた人が外に出てきて、公衆電話にはすごい列。

コンビニの食料は何もなくなりました。新宿駅発着の電車は運休。この日は帰れなくなることが決定しました=帰宅難民。

しばらくさまよい、薄暗くなりつつある中、帰宅めどの立たない人たちの集まる一時避難所・新宿区役所で一夜を明かすことになりました。支給されたのは毛布1枚、カンパン、水のみ。

この日は3月にしては冷え込み、寒い日でした。

暖房はかかっていましたが正直、これだけでは寒かったです。たまたま貼り付けていた『はるホッカイロ』に感謝したのは言うまでもありません。

テレビで流れるのは、被災地の状況、映画か?と見間違うかのような津波の映像。この地震の余震活動なのか?深夜(早朝)緊急地震速報が流れ、長野県で震度6の地震までおきました。

翌朝、電車の再開が伝えられ、神奈川県に何とか帰宅することができましたが、妹とふたり、ほとんど寝ることはできず避難所で過ごすことはかなり疲れました。

あれから7年。昨年熊本の地震があった際、またこのときのことを思い出しましたが、人間というものは『忘れていく生き物』。

再び、防災意識を取り戻すため、本書を手にとって見た次第です。

『被災ママに学ぶ小さな防災のアイデア40』は誰でもできることから書かれていてとっつきやすい

著者のアベナオミさんは宮城県在住のイラストレーターさんで、『1日1防災』というテーマでツイッターを実践されている防災士・1児のママでもあります。

震災当時、津波が来ているのにかかわらず、だんなさんが働いている場所(海沿い)にクルマで行ってしまいそうになるも、道がふさがれていて行かれなかったのが不幸中の幸いだったとも。

当時は防災の意識すらまったくなかったのだそうです。

その体験から、「こんな私でも40日間で防災のことをこれだけできた&できるよ」、ということををつづられているのがこちらの本。

ここでは、こちらの本を読んで、いちばんに自分の意識を変えていかないといけないなと思えた『続けられる防災』について書いていきます。

「続けられる防災」とは

人よりまず自分。自分や家族が生き延びるためにしていくことを決める

避難所に行かなければならなくなった場合

熊本県の地震の際は台風対策のために瓦が重い家が多かったため、家屋倒壊の恐れが大きく、避難所に人があふれかえる事態になったといわれています。

たとえ、避難所に行ってもプライベートスペースを確保するのはきわめて難しい。そのため、車中泊の人が増え、エコノミー症候群になってなくなった人も少なくありませんでした。

そこで我が家は、『テント・寝袋』を持ち出し袋に加えることにしました。この2つさえあれば、たとえ避難所がなくてもキャンプ感覚で自立したひとつの『家』が建てられるわけです。

普段から登山のベース基地にテントを組み立てることは慣れていますから、その延長と考えれば、加えるのは苦ではありません。キャンプができる能力は災害時に役立ちます。

緊急時持ち出し袋の中身
・ヘッドランプ 懐中電灯より両手が使えていい、常に自分の目先を照らしてくれる。

・アーミーナイフ 缶を開けられ、ノコギリ代わりにもなる。普段からリンゴの皮むきなどで使い慣れておく。

・ソーラーランタン ランタンは太陽光で充電できるものがよい。

・アイマスク、耳栓、マスク、目薬 慣れない環境でしっかり睡眠を取るには必須。ほこりっぽいのでマスクと目薬もいる。

・速乾下着 速乾性が高く、制菌作用があるので体臭が匂いにくい。

・防寒にはダウン 軽く動きやすくて暖かい。ダウンパンツも良い。

・寝袋 ジッパーを閉めれば保温性、気密性が高くなって暖かい。寝袋用のマットやエアマットを使えばベッドのように寝心地がよい。様々なタイプがあるので、自分のお気に入りを探すのがおすすめ。

・テント 避難所の数が足りていない現状では、一家に一張のテントは必需品。定期的に遊んで使い方の確認を。

・携帯トイレ 災害時に排泄関係のトラブルがあると、気持ちが非常に凹む。買ったら実際に使って試しておくこともとても大事。

・おりものシート お風呂に入れなかったり、下着不足が続いた時に、こまめに交換でき便利。ケガした時のガーゼ代わりにもなる。

避難所に行かなくてもいい場合・行かれない場合

たとえ、避難所に行かなくても『生き延びる』ためには最低でも3日程度の食料は必要といわれています。

理由としては、発災後3日間(72時間)程度は応急対策活動期とされていることから、救助・救急活動を優先させる必要があるためです。怪我や病気で動けなくなっている人が優先ということ。

私の場合、『普段も食べれておいしいもの』を基準にストック。

缶詰にも賞味期限がありますので、消費するのに萎える味のものは極力カットしました。いなばのタイカレーシリーズはかなりのお気に入り。

ご飯ももちろん備蓄しておきます。

生米から炊くとなるとガスをかなり消費するので。

アベさんは、ガスのめどが立ったときはル・クルーゼで炊飯に挑戦されたとかかれていました。

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ミニマル防災

普段からスッキリした生活をして防災対策をしていれば、災害のときもあわてることがない。

なるほどなと思いました。アベさんも、自宅をシェルター(避難所)化することを考えたときに、モノの多さに愕然としたとのこと。

揺れが大きかった東日本大震災のときも「バーテンダーがシェイカーでシェイクしたんじゃないか」というくらい床にモノが散らばっていたんだとか。

これでは避難する際も危ないです。暗い中での行動ならなおさら。

ミニマリストの考えを用いて、どんどんモノを捨てて必要なものだけを買うようにしたら・・・

  • インテリアもすっきり
  • 収納の稼働率アップ

結果として、防災力があがる!

私自身、防災グッズは定期的に見直してはいるのですが、「ミニマリスト」感覚をもっと研ぎ澄ませて再度、パッキングしなおそうと決意しました・・・。

重いものを持っていくには、体力がかなり必要です。避難所まで歩くにしても、クルマでいくにしても。

コミュニティの重要さ

地域コミュニケーション

「遠くの親戚より、近くの他人」といわれるようにご近所さんとの関係が災害時には大きな力になります。

東日本大震災のときにアベさんの友人が給水所に行くと「あまり見ない顔だけど同じ町内会のヒトだべか?」と冗談抜きでいわれてゾッとされたのだとか。

普段から名前は知らなくとも出会ったら挨拶や、お話をしておくことは必要と感じます。

家族のルールの徹底

最低限、避難所は決めておきましょう。

お子様がちょっと遊びに出かけるといっても「○○にいく」と言わせる習慣をつけておいたほうがいいです。

また、既婚者の方なら

  • 出張先
  • 会社の場所
  • 通勤経路
  • 会社の避難場所

をお互いに知っておくことはかなり重要といえます。

SNSの有効活用

熊本の震災では物資の支援など

  • ラジオ・テレビ→混乱するので個人ではあまり持ってこないでほしいと報道。集める場所は大手の機関・団体のみ
  • SNS→この場所の必要なものはこれ、と明確にわかる。場所もピンポイントでわかりやすい。集める場所は個人単位(芸能人・会社・保育園など)でもあった

という違いが見られました。

錯綜する情報を見分けるのは大変難しいことですが、アベさんが取材にいかれた熊本の「空港保育園」では、SNSで支援物資を集めて必要な人に届けることができていた、とのこと。

積極的にSNSという現代ツールを使うことで、助かる人も多かったんです。

まとめ:まずは自分が生き延びて、防災知識を広めよう

地震や災害はいつ起こるかはわかりません。

だからこそ、『被災ママに学ぶ小さな防災のアイデア40』を読んで「イメージ」力を高め、続けられる防災を考えてみる。

はじめから100やろうとせず、1を2にするだけでも、それがいざというとき命を救うものだと思います。

少しずつ取り組んでいきませんか?

今なら(2018/3/13現在)kindleで大幅割引セール中!イラストもゆるくてかわいらしく、とても読みやすい本でした。オススメです。性別問わず勉強になる本です。

以上、「『被災ママに学ぶ小さな防災のアイデア40』を読んで続けられる3つの防災を考えてみた」の記事をお送りしました。

 

 

ABOUT ME
aimi
神奈川で15年間OLとして勤務→2016.3月高知へ夫婦で移住。 2017年4月から夫が地域おこし協力隊(木こり・自伐型林業)で勤務開始。 当ブログ(最高15,000PV/月、収益6,000円/月)を伸ばして収益を拡大し、ライターの仕事と組み合わせ生活できるように奮闘中。 月に2回くらいは山に泊まって過ごします。