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佐川町朽木峠~脱藩の道を通り桑田山(そうだやま)「雪割桜」を見に行ってきました!【高知県須崎市/佐川町】

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こんにちは!高知県在住のアウトドアライターaimiです。

先日満開になったという、高知県須崎市・桑田山(そうだやま)「雪割桜」を見に行ってきました!

やはり「ただのお花見だけではつまらない」のが悲しいかな登山者の性(さが)。

今回は愛媛の友人と2台の車で挟み込み、ハイキングする計画にしました。

「雪割桜」とは?

2月中旬~3月中旬に、濃いピンク・桃色の美しい花をつける雪割り桜

正式名称はツバキカンザクラ椿寒桜)ですが、2月のまだ雪のある頃に咲くことから、雪割り桜として地元の人々に親しまれています。

開花時期は、その年の天候などにより若干のズレがあります。

蟠蛇森(ばんだがもり)の中腹にある桑田山(そうだやま) の雪割り桜シナミザクラとカンザクラの交配種だそうで、 70年ほど前に松山市から株分けしてもらい、台木に接ぎ木したと言われています。

山全体には1,000本近くの雪割り桜の木があり、満開に咲き誇る雪割り桜を一目見ようと多くの見物客が訪れます。

~「満天土佐」HPより引用

高知でいちばん早咲きの桜とも言われていて、春を感じに県外の方々も続々とやってくるという場所。

確かに、神奈川に住んでいたときの静岡の河津桜はすごく人気がありました。

『いちばん早い』ってインパクトありません?だから人気なのでしょう。

今回のハイキングコース

佐川町朽木峠登山口→朽木峠→蟠蛇森(ばんだがもり)山頂→中腹・桑田山(そうだやま) の雪割桜鑑賞→吾桑(あそう)駅

【約6キロ・標高差750m・歩行時間約4時間、休憩1時間込み】

なぜこのコースにしたかというと、2017年冬に蟠蛇森(ばんだがもり)を歩いた際、「ものすごく足元が悪い&急な山」という印象が強く、はじめてこられる方にはあまり、オススメできないな・・・と思ったから。

[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]わざわざほかのところから来ていただくときは、良いコースでおもてなしをしたいと思うのも登山者の性。

[/chat]

佐川町側からなら、その急な登りはカットし、下りのみにできるので、足には多少優しくなる行程になります。

スタート:佐川町朽木峠(くちきとうげ)登山口のアクセス

今回、登山口に使った朽木峠登山口。

その名のとおり、川の内集落の上部にあり、車でかなりの高さ(標高490m程度)まで登ることができます。

以下のグーグルマップが正しく導いてくれました。

佐川町の街中から行くと、約40分くらいかかりました。手前2キロくらいはオフロードのがたがたの道に切り替わるので、減速しながら進みましょう。

駐車場はないので、路肩の広いスペースに停めます。同じくトイレもありませんので、ふもとの斗賀野駅や、車をデポする吾桑駅で済ませておきましょう。

 

ゴール:JR吾桑駅のアクセス

車をデポジットしておく吾桑駅は、JR土讃線の駅です。

無人駅ですが、お手洗いと数台の駐車スペースがあります。迷惑にならない程度に路肩に寄せて停めておきましょう。

佐川町朽木峠(川の内)登山口→朽木峠

最終目的のピークは「桑田(そうだ)山」ではなく「蟠蛇森(ばんだがもり)」になるのでご注意くださいね。

登山口から朽木峠までは良く踏まれていて、歩きやすい道になっています。

こちらの標識が登山口にあります。朽木峠まで2.1キロ。

朽木峠から途中までは「龍馬脱藩の道」と知られていて、イベントも行われているようです。楽しそう!龍馬コスプレとか。

【参考記事】

[blogcard url=”https://town.kochi-tsuno.lg.jp/2760″]

 

魚眼モードで。ここから愛媛県の伊予長浜まで100キロ以上を歩いたのだとか

関所があります

200キロ以上は乗ってはいけないという、恐ろしい展望台から。津野町の風車群。

落ち葉がふかふかの癒しのロード。後半きついから楽しておきましょう!

土佐最大の難所といわれた「朽木峠」。確かにほぼ標高0→750mまで突き上げますからね。本当は「苦しい」という字なのか。

龍馬を英雄へと導いた「坂本龍馬脱藩の道」は、土佐の高知から梼原、伊予の大洲・長浜、そして長州の下関へと至る道のりです。

そんな龍馬の思いをはせながら歩くのもまた一興です。(やや爺くさいコメントになってしまった・・・)

朽木峠→蟠蛇森(ばんだがもり)山頂

先ほどのまったりした歩きとはうって変わって、山頂直下は急登です。

さすがに、最後まで楽をさせてくれない・・・・蟠蛇森(ばんだがもり)おそるべし。

しかし、1キロ程度とそんなに距離としては長くないので、ここだけ我慢すれば大丈夫。

諏訪様のほこら?

山頂に着きました!

ベンチもあり、先客が2名いらっしゃいました

佐川町側・虚空蔵(こくぞう)山も見えます

あせびの群生。もうすぐ咲きますね!

白い花はもうつぼみ?

目の前には太平洋が広がります。室戸も良く見えました

早朝調達したお弁当。おいしかったです^^

友人がフレンチトーストを焼いてくれました!

テフロン加工がしてあるので、当日バターを忘れたけど何とか焼けました

こちらは登山仲間の中でも評判のフライパン。一つ持っているだけでレベルがひとつ上がりますw私も持っています。

「げんさん」のフライパンシリーズも最高すぎて、何度も読みかえすほど。簡単なものばかりなので料理があまり・・・という方にぜひ手にとってほしい一冊。

蟠蛇森(ばんだがもり)山頂→中腹・桑田山(そうだやま) の雪割桜鑑賞

小1時間過ごしたでしょうか。山頂をあとにし、下山路へ。

いきなり友人が「ぎゃ~」と叫びました。びっくりします。

どうしたのかと思い見てみると。カエルが交尾をしている?!

こ、これはグロい。※写真載せません

突然現れたカエルたち。1ペアではなく、何ペアかいましたw

冬眠からおきて、活動開始でしょうか・・・・w

しばらくは車道を歩きますが、時々登山道の入り口があるので、あれば、入っていくというスタイルで下山しました。

車道・登山道が交互に現れるので、初めてだと結構戸惑いますね。

前回は、雪があったので、車道優先して使いましたが、この日は積極的に登山道で降りていきますw

下がれば下がるほど、徐々に桜の開花具合が良くなっていきます

桜のトンネル!上部はまだこれからといった感じ

文旦・小夏畑の真ん中に登山道があります。絶景

文旦を収穫されている農家さんとお話

菜の花もちょうど見ごろを迎えていて、ふもとは桜も満開。

雨が降るとすぐ散ることはないとは思いますが、イイときというのは一瞬なので、これでもじゅうぶん大満足ですね!

桑田山(そうだやま) の雪割り桜鑑賞→吾桑(あそう)駅

桑田山の雪割桜はあまりにも有名になってしまったのか、平日でも結構な賑わいでした。

駐車場も少なく、すれ違いに難儀されている車も見られました。

他県ナンバーも多かったですので休日、渋滞すると大変ですね。

そのすきまを縫って、下山します。

登山口を出て吾桑駅までは、車道を歩きます。

もうひとつの須崎市側の登山口につきました。行程は2時間半と書いてあります。

小学校の前にはすずらんが植えてありました

再び雰囲気のいい道になりました

吾桑小学校前。雪割桜が植わっていますね

 

 まとめ:蟠蛇森(ばんだがもり)登山は、「朽木峠」から登るルートを激しく推奨します

いかがでしたでしょうか?

雪割桜も見られて、脱藩の道も通れて、山頂の絶景もあり!のおなかいっぱいの詰め込みコースになりました。

桜の時期でないと、結構殺風景なコースになるので、ぜひ桜の時期に合わせて登ってみてはいかがでしょうか。

そして、「朽木峠」からだと足の負担も少なかったです。

以上、『佐川町朽木峠~脱藩の道を通り桑田山(そうだやま)「雪割桜」を見に行ってきました!』の記事をお送りしました。

 

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