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『市民の森』にしてはゆるくないゾ。アクセス良好「雪光山」【高知市】

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こんにちは!aimiです。

先日、夫が「高知龍馬マラソン」を走っている間に、高知市にあります「雪光山」に登ってきました。

というのもこちらの山、高知市中心部から45分程度でいけるというアクセスが非常にいい山。

山深~い、四国の山のアクセスにしては短いほうになります。

「雪光山(せっこうざん)」とは

積雪が朝日に輝くところから名付けられた。別名、国見山。
高知市中心部から近距離に位置し、気軽に登山を楽しめる。頂上からは、南は太平洋、北は四国連山の素晴らしい景観が一望でき、ふもとには平家の滝や吉原河川公園がある。雪光山は高知市「市民の森」に選定されている。~「じゃらん」より引用

高知市内の小学校の遠足などにも使われている「工石山(くいしさん)」と同様、「市民の森」にも指定されています。

この時点で、結構この山のことをなめていました・・・・

たった2.7kmしかないのに標高差が500mあるんです。これって結構キツい。

今回のコース:一般的な「手水(ちょうず)登山口」から

雪光山の登山口はおもに2つ。

  • 平家の滝登山口
  • 手水(ちょうず)登山口

があります。今回は最短、かつ一般的な「手水(ちょうず)登山口」から登ることにしました。

手水(ちょうず)登山口→元気の出る水→しんどい坂→手水分岐→雪光山山頂→手水分岐→しんどい坂→元気の出る水→手水登山口(ゆっくり歩いて休憩30分込み・3時間程度)約2.7km、標高差500m

手水(ちょうず)登山口へのアクセス

高知市内の中心部、高知県庁からは北へ北へ向かいます。

清流「鏡川」をさかのぼっていく形。高知市に合併する前、「旧鏡村」だった地域のほうに向かいます。

さらっと申し上げましたが、高知市にも清流があるんです!というのもあってか、高知市が移住者の受け入れをがんばっている地域と聞いたことがあります。

棚田の下に清流が流れています

道幅は狭いですがすれ違い箇所が設けられています。落ち着いてゆっくり進みましょう

 

登山口にはお手洗いがないので、かがみ温泉「RIO」(2018/2/20現在休業中)の隣の公衆トイレで済ませてからいざ山へ!

登山口へは「google map」で「高知市鏡吉原205」を検索すると導いてくれます。

何度か分岐がありますが、「吉原集落」のほうに向かえば大丈夫です。登山口のかなり手前まで民家がありびっくりしますよ。

登山口駐車場。手前からかなりでこぼこの道になるのでスピードを落として走行しましょう

簡単な地図。手書きでかわいらしいですね。

 

手水登山口→元気の出る水→しんどい坂

車を停めたら、出発!

早速、昨年の台風の際の爪あとがありました。でも回避できるの大丈夫。

この日は誰にも会わなかったのですが、アクセスがよいのもありかなり入山者があるようで、きれいに枝も切られていたり、整備がされている印象でした。

「しんどい坂」に取り付くまでに、体は温まるどころか結構暑くなってきました。

出発してまもなく、1.5kmの文字が。近い!と思うのですが距離にしては急なので、甘く見ないようにしましょう~。

くぐったりよけたりすると体があったまってきます。

結構急な坂を上ると「元気の出る水」ポイント。

水が一滴も流れていませんでした・・・元気が出ませんね

気を取り直しも~っと急な坂に取り付きます。

新芽が出始めているのを見ると春を感じますね。

しんどい坂からは一気に上りあげていきます。

雪がなくてよかった・・・このとき、心からそう思いました。あったらいいな、位に思っていた自分を責めましたw

この山は四国山脈の南側に当たり、冬でも雪が降ることはあまりないのです。

しんどい坂→手水分岐→雪光山山頂

特に花も何もない時期で、ただただ急なのぼりは精神的になえてきます。

そう思っていると、徐々にあたりが開けてきました。手水分岐です。

暑いのでウエアの調整をします。汗をかかないように登るのが冬の登山の鉄則です。冷えますからね。

右に行くと山頂、左に行くと平家の滝登山口です

分岐を過ぎてしばらくすると、急斜面じゃなくなってきました

シモバシラ

雪光山山頂

これまであまり光も差さなかった樹林帯が多かったですが、いきなり開けました!

やっぱり山頂くらいは開けていないとですね!

少し早いですがお昼にします。

高知市内の最高気温が12度という予報でしたが、結構暖かく感じます。日差しが柔らかくなりました。

大黒様が鎮座しておられます

大黒様の見られている先は太平洋です

東側を見ると室戸岬がくっきり

高知市内です。龍馬マラソン真っ只中のはず。

西側は土佐清水方面です

驚くことに山頂までまったく雪がありませんでした。1週間でこんなに溶けるものなのですね。ちなみに1週間前、高知市にも大雪が降りました

雪光山のハイライトは山頂から下ったところにアリ

山頂は太平洋側しか開けていないのが残念なところなのですが、「高知分県登山ガイド」によると東側に下ると石鎚山系が見えると書いてあります。

荷物は山頂に置いたままにして、早速行ってみることに。

これが、ちょっとこわい・・・急斜面になっており、トラロープの中にあります。

登山道から外れますが、踏み跡はくっきりあります。

強制はしませんが、木にしっかりつかまりながらぜひ降りてみてください。

[bal_L1]https://www.aimisuna.com/wp-content/uploads/2017/09/cropped-3.jpg[bal_L2]こ、これは・・・・!!この冬一番の絶景!石鎚山に手が届きそう![bal_L3]

 

UFOライン(瓶が森林道)の白い筋もくっきり見えています。真ん中のとんがっているのが石鎚山です。

1週間前に比べると溶けてしまってはいますが、天気がよすぎるせいか、めちゃくちゃ近くに見えます

岩でへっぴり腰になってみる私。怖いしこちらは日が当たらず寒いので引き上げます

写真右側・笹ヶ峰やとんがっている冠山も特徴的なのでよくわかります。

絶景にホクホクしたところで、冷えてきたため山頂に戻り引き上げます。

ザックはおいてきて正解でした。大きな荷物を持っていく場所ではありませんでしたから。

では下山!

雪光山山頂→手水分岐→しんどい坂→元気の出る水→手水登山口

これまで、急斜面を登ってきた分、帰りはあっという間でした。

スムーズに降りられるのはいいですが、滑りやすいため調子に乗って飛ばさないようにしましょう。

私はストックでバランスをとりつつ下山しました。

日が差してくると一面明るくなり、行きと帰りの景色が違いすぎて、間違えたのかと勘違いする場面もw

しかしあっていることがわかり、登り返したのもいいトレーニングになりました。あいかわらず登り返しはきつい・・・

とはいっても相変わらず「元気の出る水」も出ていませんし、特に絶景が見えるでもないので下りは早かったです。

おつかれさまでした~!

帰路の吉原集落には菜の花畑と山菜がありました

駐車場に戻って帰路に着くと、トラックのおじ様が道に出ている枝を処理してくださっていました。ありがたい限り。

実は来るとき、クルマに傷つきそうなレベルで枝が出ている場所が何箇所かあったんですよね。

ご挨拶をして、すれ違います。

そして、次にすれ違ったお母様たちのご挨拶の後、足元には数え切れないほどの「ふきのとう」!!食べたくなりますね。

この後、高知市鏡庁舎の近くにある「鏡むらの店」で購入させていただきました。

さらに先に進むと棚田をバックに「菜の花畑」!

スペースのある場所に車を停めて、撮影タイムです。癒される。

 

後ろには洗濯物が干されており、何軒かのお住まいがあります

 

 

まとめ:雪光山は高知市から近く「半日トレーニング」に最適

今回は時間調整のための登山でしたが、高知県で街中から朝イチで出かけ、半日で行って帰ってこれる山は貴重ですよね。

何かの用事と組み合わせても十分日帰り圏内です。これからも重宝しそうなお山だと感じました。

以上、「『市民の森』にしてはゆるくないゾ。アクセス良好「雪光山」【高知市】」の記事をお送りしました。

手水(ちょうず)登山口へのアクセス

【住所】高知県高知市鏡吉原205

お手洗いはありませんので、「かがみ温泉RIO」で済ませてから向かいましょう。

山菜取りに欠かせない本はこちら

まもなく鏡川沿いにもたくさんの山菜が生えるそうです。

帰りに購入した「ふきのとう」はお味噌汁の具にしました。おいしかったです。

山菜は鮮度が命ですね。買ったその日からすぐ変色しはじめました。

ちなみに私はコシアブラが大好き。ご参考にこの本・記事もどうぞ。

【参考記事】

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