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夏はパラグライダーの飛べる「中津明神山」【高知県仁淀川町/愛媛県久万高原町】に雪山登山してきた!

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こんにちは!アウトドアライターのaimiです。

先日、仁淀川町の吾川スカイパークから「中津明神山」に雪山登山してきました。

今回のコース:積雪期の中津明神山

吾川スカイパーク→車道歩き約3時間→中津明神山頂→車道歩き2時間30分→吾川スカイパーク【休憩1時間込み・合計6時間30分】

 

本当は登山道があるのですが、思いのほか雪は深く…_φ( ̄ー ̄ )

踏み抜き多発のため車道をさいごまで歩きました。

しかし車道にすると2倍くらいの距離を歩かなければならなく、長いので早めの出発を心がけましょう。

「ワカン」か「かんじき」があれば登山道を通れたのですが、この日は忘れてしまいました。(失敗・・・)

 

車道…?

とお思いの方も多いかもしれません。

そうです…

「中津明神山」雪がなければ、山頂で車で向かうことができる山なのです!

スゴイですよね!四国は意外と多いのですよ。山頂まで車でいけるお山。

aimi
くわしくは「四国の山.com(姉妹ブログ)」の”初心者向きの山紹介記事”にお任せするとして…

 

吾川スカイパークとは

本格的なパラグライダー基地。強い上昇気流に乗って、中津山(明神山)の山頂近くからスカイパークまで、充実のフライトが楽しめます。初心者向け体験メニューもあるので安心。星空を堪能するキャンプもおすすめ。

~高知県仁淀川町ホームページより引用

こんな素敵なところでキャンプ、パラグライダーができるなんて!ぜひ夏にも来てみたいです!

高知市からだと約2時間くらいかかるので、愛媛県側からのほうが近いくらいなのですが、開けているので、ここにいるだけで本当に空が近く感じられます。

 

吾川スカイパークからの中津明神山。まっしろ!

パラグライダーの着陸地点。斜面になっています。昔はスキー場として使われていたこともあるのだとか。

吾川スカイパーク→車道歩き約3時間

スカイパークを過ぎると、登山道の入り口が神社の横に見えてきます。

スカイパークを出てすぐ右側のカーブにある、大山祇神社の脇には飲み水も沸いているので、足りない場合はここで補給しておきましょう。この日は凍結していませんでした。おいしい雪解け水ですね!

さていよいよ出発です。登山道は前半少し使ったくらいでほとんど使いませんでした。

はじめは楽しめて歩けましたが、新雪がモフモフでトレース(踏み跡)がないと歩きにくく、時間もかかり、非常に疲れるからです。

積雪量は、吹き溜まりでひざ程度まである場所もありました。慎重に歩きます。

車道はアイスバーンになっています。ストックを駆使して転ばないようにしましょう

大山祇神社付近には伝統のあるトチノキが多数

 

中津明神山頂へ

山頂からあと800メートルというところに来ると一気に視界が開けます。

ここにはカラ池方面との分岐があり、ここでお昼をとることにしました。

山頂にあるレーダードームももうすぐそこというところに来ています。

 

ガードレールが車道であることの証拠です!もうチェーン巻いても入れる雪ではないので、車は入れません。登山者のみの世界です

 

なんとここからパラグライダがテイクオフ!絶景過ぎやしませんか?背景にガスの中の石鎚山。

なぜかここだけ雪がなかったのでお昼はここに決まりです!温かいものは染みますね!

雪雲が発生!本当はここでやめようと思ってたくらいです。

360度開けているところで気象観測しているとはとっても理にかなっています

膝上までの雪でトレース無し。三角点・祠に行くのは躊躇してしまいました。

山頂から見えたもの

津野町の風車群

石鎚山系の山々

 

太平洋・瀬戸内海

写真では遠すぎて写らなかったですが、う~っすらきらきら輝いて見られました!

この標高にしては大規模な霧氷

美しすぎて発狂してしまいました!

大規模なシュカブラまで!

中津明神山頂→車道歩き2時間30分→吾川スカイパーク

特に復路も往路と変わりはないのですが、北側の斜面を歩くので、日が当たらず、まったく雪が緩んでいませんでした。

したがって最後まで雪がずっとある状況。新雪なのでアイゼンは終始使うことがなかったです。

多少緊張感が走ったのは、工事関係車両が行き来して圧雪された轍(わだち)。

ストックやガードレールにつかまりながらゆっくり通過しました。ここで滑って頭打ったら最後です。気を抜かないようにスカイパークまで歩ききりました。

【2017.1.4追記】曇天の中、三角点タッチのリベンジに!

再度、年が明けて2017/1/3、山頂の祠に参拝のために向かいました。ただしこの日は非常に風も強く、雪も舞っていました。

しかし幸いなことに除雪車が入ったらしく、車道は圧雪された状況。難なく歩けて、三角点にタッチすることができました!

曇天ですが、下は晴れているという、冬の四国ではよくある気圧配置。

凍てつく標識。

 

まとめ:中津明神山の冬は美しすぎる!!

「中津明神山」の雪山登山は、景色・難易度・霧氷の付きからしても、申し分なかったです。

ただ、条件によってはアイスバーンの箇所が増える場合があるので、時間には余裕を持ったほうがいいかと思います。難易度は気候によって大幅に差が出てきますので・・・

あと、今回の登山は「冬靴」で出かけました。

四国といえど、なめたらいけません_φ( ̄ー ̄ )

厳冬期の装備でいかないと、快適に雪山登山はできませんよ!

夏靴との大きな違いは「保温性」。

雪山登山を今シーズンから始めたいよ!という方は年末年始のセール期間を狙って買うのもいいかもしれませんね!

厳冬期用靴=「ラ・スポルディバ」や「スカルパ」の靴のシェアが大きいです。

私は「スカルパ」の4万円くらいのを履いています。

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以上、『夏はパラグライダーの飛べる「中津明神山」【高知県仁淀川町/愛媛県久万高原町】に雪山登山してきた!』の記事をお送りしました。

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