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スローライフ=地方移住ではない。知ってほしい!5つの理由
こんにちは!aimiです。
秋も深まり、寒暖差のある生活=山暮らしの「らしさ」が出て来る季節。澄んだ空気の青い空。とっても気持ちいいんですよね。
でも古民家は隙間風も入ってくるのか、日中は晴れていても家の中では厚着をしないと寒いです。
ウォームヒズが当たり前。節約にもなりますので、がんばって寒さに慣れているところ。
さて、先日高知れいほく在住の『矢野大地』さんがこんな記事を書かれていました。
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これに便乗し、わたしも『スロ-ライフ』っぽいことはできているけれど決してそうじゃない、ということを書きたいと思います。
スローライフ=地方移住ではない5つの理由
人付き合いが必要なこと
都会に住んでいると、隣に住んでいる人がどんな人かもわからないで引っ越してきて、わからないまま次のところにまた引っ越す、ということも普通なのかもしれません。
わたし達夫婦もその例に漏れなく、関東に住んでいたときはお隣さんのお顔くらいは知っていましたが、『一緒に何かする』ということもありませんでしたし、家族構成も違いましたので、ただあいさつをするくらいでした。
それがこちら高知に引っ越してきた際は「引越し当日」からもう違いました。地域おこし協力隊の先輩たちに連れられて、ご近所の前後5~6軒は回ったでしょうか。
そしてこの頃から本当に、先輩たちにはお世話になりっぱなしです。右も左もわからないし、どこに誰が住んでいるのかもわからないですから。
自治会の仕組みや当番のこと、いろいろ地域(部落)の慣習などを教えていただきました。
こちらは山の中ですから、『テレビアンテナ費』を共同で集めていたり。ほかの地域にはない特色もあるようです。
あとはご近所さんとの会話。顔を合わせれば、家庭菜園の収穫物のこと、悩み相談、近況、などなどたくさんお話しています。ついつい長話になってしまうことも。 気にかけてくださっているのはとてもうれしいことですね。
『人付き合いがいやだ!わずらわしい!』って逃げるように田舎に引っ越してくる人は、ちょっとハードルが高いかもしれませんね。
でも都会のようなドライな人付き合いじゃ決してありませんし、人の温かみに触れられる適度な人付き合い。
人はひとりでは生きることはできません。地方移住を考えられている方は、ぜひ田舎では心を閉ざすことなく、周りとうまくやっていってほしいものです。
行事に参加しなければならないこと
今住んでいる部落では、秋には毎年『大日様』に収穫の感謝をこめての集まりが開催されています。
そちらでは、夕方から夜にかけてもち投げと宴会があり、その準備は当番制で回ってきます。そういう予定は、事前にわかるものなので、その日にはアルバイトなどの予定を入れないようにする努力は必要です。
このような祭事や行事は、形は違えどどこの集落にもあると思います。
草刈りは必須
以前真夏の時期に書いた記事を参考にしていただきたいのですが、
【参考記事】
[blogcard url=”https://www.aimisuna.com/2017/08/30/post-4136/”]
『庭が荒れていること』は『ご先祖様に悪い』と言う考えの方が多いですし、単純にとても見栄えが悪いです。特に今住んでいるところは棚田の景観を大事にしている地域。『見られていること』は多少なりとも意識しておく必要があります。
ついでに○○できない
たとえば、都会にいるときの買い物を例にとって見ましょう。
平日の会社帰りにストレス解消、運動不足をかねてスポーツジムに行き、その帰りに駅のスーパーで食料、ドラックストアで日用品が手に入ります。つまり、平日の会社帰りにすべて細かい用事は済み、休日は丸1日ほかの予定を入れることができます。
しかし、田舎暮らしはそうも行きません。アルバイトの帰りに買い物に行くとしても、スーパーはあってもドラックストアは離れていて別のときに行くしかない、100円ショップは隣町、などはザラです。
したがって休日が買い物で半日~1日つぶれるということもあります。買い物自体を楽しめる人ならいいですが、休日は家でゆっくり休みたい!何もしたくない!という人は絶対に不向きです。
要するに何をするにも「○○しにいくという行動」が伴ってきます。しかも『クルマで』。
【推奨】「稼げる」アルバイトをすること
わたしたち夫婦は幸いなことに、今のうちは『地域おこし協力隊』の固定収入がありますので貯金を切り崩すことなくこれていますが、やはり将来が不安&趣味・投資にも少し使いたいということで夫婦ともどもアルバイトをしています。
以前記事にもしましたが、わたしの場合、幸い人脈のネットワークもあり、いろんな話がいただけています。しかもあまり途切れることなく・・・・ローソンなどでバイトすることもなくて助かっています。ここで『人付き合い』は本当に生きてきます。
高知市に劣らないくらい、時給もかなりいいんですよね。スキマ時間にできる「ブログ執筆」との相性も抜群です。
【参考記事】
[blogcard url=”https://www.aimisuna.com/2017/09/16/post-4639/”]
来月からはしょうが収穫に行ってきます。いや~楽しみ!楽しくやれることが一番ですよね。
ゆる~く予定を入れて、高時給のアルバイト。これなら都会のアルバイトよりも楽しくて、副業もできます。想像していたものよりずっと楽しく暮らせていて自分でも驚いています。でもアルバイトしないとちょっと我慢の日々。あなたならどちらをとりますか?
まとめ:どこまでスローライフを楽しむかによって苦労は変わってくる
今あげさせていただいたのは、
我が家を例にした「普通に高知県佐川町で月8万円以内で生活するくらいの水準」の理由なんですが、「もっと贅沢したい!」という場合や「リタイヤ組の生活で年金があるからそこまでしなくても・・・・」という場合でまったく変わってきます。
そこのところはバランスをとって、アルバイトをするかしないか、家賃をどう抑えるか、もっと仕事のあるところで暮らすか、などで自分で考えて生活スタイルを保っていかないといけません。
しかしおおむね、
- 人付き合いが必要なこと
- 行事に参加しなければならないこと
- 草刈り
- ついでに○○できない
- アルバイト
はどの地域に移住しても付きまとう問題と考えていいでしょう。わたしたち、半分スローライフに足を突っ込んではいますが、意外と忙しくしていますよw。地方移住はけっしてスローライフではないんですよ。お役に立てたら幸いです。
以上、「スローライフ=地方移住ではない。知ってほしい!5つの理由」の記事をお送りしました。
わたしたち夫婦の田舎暮らしのバイブルはこの本でした↓
この曲を聞くと悩みなんかどっかいってしまいます。「たまに晴れたら丸もうけ」。ぜひ地方移住して芝生に寝転がって聞いていただきたい曲。↓