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佐川町が誇る秋の味覚、黒岩の新高梨(にいたかなし)を食べてみよう

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こんにちは!梨が果物の中でいちば~ん好きなaimiです。

高知県佐川町と中心とした、仁淀川沿いの地域では『新高梨(にいたかなし)』の生産が盛んということをご存知でしょうか?

先日、いつものようにスーパーの直販所に出かけると、普段手の出ないお値段だった新高梨がなんと1個200円で売られているではないですか??

この値段は普通の梨並みです。早速買って帰ることにしました。

新高梨とは

よく言われる名前の由来は、新潟県が産地の「天の川」という梨と、高知県が産地の「今村秋」という梨が両親なので、県名の頭文字をそれぞれ組み合わせて「新高梨(にいたかなし)」になった、とするものです。

しかし、wikipedia(ウィキペディア)を参照すると、別のルーツが記されています。

それは、台湾にある「新高山(玉山)」という山から頂いた名前だという記事です。名前が決められた1927年(昭和2年)当時は、梨の命名については、国内の地名から取るのが一般的であり、新高は有望品種だった為、もっとも日本で高い山の名前をつけたそうです。台湾は当時、日本の統治下にあり、新高山(玉山)は、富士山をしのぐ、標高3,952 m。(富士山は3,776m)

当時としては、日本領土内で最も高い山だったので、その名が取られて「新高梨」と命名されたようなのです。~高知特産通販さとのわHPより引用

私自身が聞いたことがあったのは前者(新潟県から名をとったという説)だったので、wikipediaのほうは初耳でした。

諸説ありはっきりとしたことがわからないのですね。

母の実家が新潟にある私にとって、新高梨の存在を知ってからはより身近に感じられたのはいうまでもありません。

新高梨の特徴

インパクトあり!な大きさ

 

まず、大きさに圧倒されます。

今回買ったのはは贈答品用のではないのですがそれでも結構な大きさ!

#新高梨

aimiさん(@aimimini09300)がシェアした投稿 –

さらに大きいのはもう少し高価になってきます。

でも「新高梨」と言えばパンチのある大きさのものがほとんど!

お子様の顔の大きさくらいのなんてザラ!

#梨 #新高梨 デカすぎる 美味しかった!

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調べていくと大きいのにも理由があるそうで、

実はこの新高梨、あまり小さいと新高梨独特の膨らみと、キレの良い歯ざわりが出にくくなります。また芯の近くは酸味も高くなりやすいのです。
ですから土佐の新高梨は美味しく食べていただくため、大きな美味しさを育てています。サクッとした小気味の良い歯ざわりでありながら、優しい、ふくらみのある果肉。 噛みしめるたびに広がる甘い果汁。

~果物の『長』HPより引用

あの独特の歯ごたえを作るため、大きさには理由があったのですね!

ほんとうに、歯ごたえが柔らかく、みずみずしいです。

普通の梨にはない、まあるいフォルムが愛らしいです!

お値段

私の手が出せなかった理由のひとつがお値段。

ひとつ400円から500円位します。

高いものだと1000円以上というものも!ひとつですよ!!??

最近は他県でも栽培される事が多くなってきましたが、高知県で新高梨の栽培が始まったのは100年以上前。

以来、度重なる台風襲来などの天災と戦いながら、大きな実を作り続けてきました。研究に研究を重ね、継承されてきた高知の新高梨は、やはり格別のお味です。

抜群のジューシーさと濃厚で風味豊かな甘さ・食感。甘みと酸味のバランスの良さは、どこの産地にも負けない高品質が自慢です。~高知特産通販さとのわHPより引用

新高梨を生産されている農家さんのHPでは、台風の襲来が多い高知県で梨をここまで大きくするということがどんなに大変なことなのかということが書いてありました。

そのため高知県の新高梨はブランド化され、お値段も維持されているのですね。

高知県内の有名産地

ちなみに、 新高梨の県内主な産地は、高知市、土佐市、伊野町、春野町、佐川町、越知町、日高村の丘陵地です。

ブランド化もされている佐川町黒岩産、高知市針木産の新高梨は特に人気があります。

はじめ『黒岩』と言われてもぴんと来なかったのですが、あのプリンで有名な『黒岩じるし』の『佐川町黒岩』か!ときいて驚きました。

たしかに黒岩という地域は丘になっていて、水はけもよさそうです。お茶の栽培も盛んなんですよね。

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/011AME5031_TP_V4.jpg

 

例年だと黒岩・針木産ともに = 9月末頃から出荷開始、すぐピークとなっているようですが、

2017年度は少し遅く10月10日くらいが一番のピークになっていました。

なので予約購入するならお早めに!

食べてみる!

歯ごたえがある

まず、ナイフで刃を入れているときに『硬い!』『まるでりんごみたい!』なハリ・密度を感じます。

一般的な梨はさらさら剥けると思うのですが、新高梨は少し力を入れないと剥けないです。

特に皮は硬めです。

圧倒されるハリ。

この時点で「いつもの梨となにか違う!」と感じました。

食べてみると、外身は確かに固いのだけれど、中身は水分たっぷりでジューシー。

甘さ

大きいからと心配していた味。

まったく大味ではありません!むしろ大きい分、水分をた~~ぷりと含んでいるので甘さ倍増!

注意点

切り方に注意

普通の梨と同じ切り方だと一口が大きくなってしまうので、気になる方は少しカット数を増やして細かく切りましょう。

いつも通りだとお子さんは口に入らないと思います!

切る個数にも注意

たとえば、「4人食べるから」といつもの調子でふたつ切っておくか~と切ると食べきれない可能性が高いです。

むしろひとつで十分。食べる人数を考慮してから切り分けましょう。

贈答品用など、たくさんもらってもすぐには食べられないでしょう…

しかしご安心を。

新高梨の特徴として『常温で1週間くらい保管できる』と言う特徴がありますのでゆっくりあせらず食べきりましょう。

 

まとめ:新高梨、ぜひぜひ高知に来て食べてみてほしいです!

目が飛び出るほどのお値段の新高梨も、高知県の産直で買えば少しお安いのでオススメです。

最近だと町内のスーパー、『サンシャイン佐川』と『はちきんの店』、県内の各道の駅でも見かけました。

ぜひ、秋に高知旅行される際は、『新高梨目当て』のご旅行も検討してくださると幸いです^^

佐川町の斗賀野と言う地域にあるフルーツ農園では『梨狩り』もできるようです。

ほかにも秋と言えば!四万十栗、マツタケ、サツマイモなどおいしいものがいっぱい過ぎて数え切れません・・・。期間も短いので、ぜひ狙ってきてくださいね~。

以上、『佐川町が誇る秋の味覚、黒岩の新高梨(にいたかなし)を食べてみよう』の記事をお送りしました~。

期間が決まっていますが通販もあります!

まさに黒岩産のものです。すぐに来れないけど食べてみたいと言う方にオススメですよ~

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