感じたこと

登山用品はなぜ高いのか?理由を説明します!

こんにちは!aimiです。

2017年の今でこそ、いろんな登山メーカーが軽量化したり
デザインのかっこいい装備が出回るようになりましたが
わたしが登山を始めたとき(10年くらい前)は、
「何でこんなにダサいデザインの雨具しかないの?しかも高いし。」などと
愚痴を言いながら買い揃えた記憶があります。
さらに買い揃えたとしてもモノによっては製品は劣化していきます。
装備の買い替え時期になると、決して安くはないので慎重にならざるをえません。

しかし結論から申し上げましょう、

「登山用品が高い」のは当たり前のことなんです。

登山用品が高い理由

  1. その機能性に対する開発費、モニター費
  2. 裏打ちされた技術の高い製造過程のため
    解説!
    「裏打ち」とは布・革などの裏にさらに布などを張って厚く丈夫にすること
  3. 企業コンセプトがある

 

その機能性に対する開発費、モニター費

私の登録している登山アプリ、「YAMAP」にはさまざまなモニター企画が用意されており、
お手軽価格の「マルコメ味噌のフリーズドライ味噌汁」から

 

5000円相当の「ミレーのドライナミックメッシュ」など

 

裏打ち・・・なじみのない言葉かもしれませんが
どの一流メーカーの登山用品にも生地の強化は行われています。

例えばわたしの愛用しているメーカー「finetrack」の「カミノパンツ」。
横ポケットにメッシュが施されて、汗を逃がすようになっています。
このメッシュ、ただのメッシュではありません。
「強化メッシュ」で、どこかに引っ掛けたくらいでは破れるような弱いものではないです。

砂山 愛美さんの写真

もうひとつ、わかりやすい裏打ちの例としてあげさせていただきたいのがアウターです。
わたしの愛用メーカー「ミレー」のアウターですが袖の部分の裏地を見てみると
きちんと布も多めにとり、折り返して縫われているのに対し

12000円のミレーのアウター「フィッツロイ2.5レイヤージャケット」バイフェイス構造という衝撃に強い縫製方法を採用。

それに対し、ユニクロのアウターは「かがり縫い」をしてあるだけです。引っ掛けたらすぐ穴が開くレベルです。
もし登山中雨が降っていて「穴が開いたら」・・・?
雨に濡れてしまい&風にさらされ
ひどい場合は低体温症になってしまうでしょう。

https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/21078771_1396136197173073_7245053737943410379_n.jpg?oh=b425a667339949c76218c4f489f2d7fe&oe=5A2D3897ユニクロのアウター。2980円でした。

企業コンセプトがある

一例ですがアウトドア衣料メーカーのひとつ、「パタゴニア」はフェアトレード販売や環境保護プログラムを推進しています。

フェアトレードによって周りの低価格志向メーカーに流されることなく、不当な賃金で買い叩かれている国を保護しているということが書かれています。

フェアトレードは労働者の賃金を引き上げて生活水準を向上させ、生活賃金に近づけるためにパタゴニアが導入した最初のツールです。

それは以下のように機能します。パタゴニアはフェアトレード・サーティファイド製品1点ごとに賞与(プレミアム)を支払います。この賞与は労働者が管理する口座に直接送られ、労働者がその用途を決定します。しかしそれだけではありません。本プログラムは労働者の健康と安全、社会および環境へのコンプライアンスを促進し、労働者と管理者との対話を奨励します。2016年5月現在、パタゴニアの衣類を製造する工場で働く7,000人以上がこのプログラムから恩恵を得ました。

~パタゴニアHPより引用

環境保護プログラムについては、「追跡可能な(トレーサビリティが保障されている)鳥からしかダウンの羽を取らないこと」などが書かれていました。たとえば「ダウン」はアヒルやガチョウの毛をはいで取得するのですが、食肉用(=これから殺してしまう鳥)から取るのならまだしも、生きている鳥の毛をはいで、また生えてきたらはぐを繰り返している会社があるのも事実なのだそう。需要がある限り。

なんて想像するだけで残酷なことなのでしょう。
そうすると「ユニクロ」などのダウンがなぜ、あんなに安価に購入できるのか?怒りがこみ上げてきます・・・これを読み、一時期問題になったのにかかわらず、くわしくは知らなかった自分を大きく恥じました。せめて今所持しているものを大切にしようと思いました。

親鳥農場で生まれた卵は他の農場に移され、ヒヨコは食肉のために飼育されます。私たちは健全な動物福祉慣行を保証するため、これらの農場を監査します。ダウンは食肉産業の副産物で、私たち食肉処理場からのみダウンを購入します。食肉用に育てられたガチョウが食肉処理され、ダウンが採取されたあと、私たちは洗浄、仕分け、加工施設にわたってダウンを辿り、これらのダウンが適切に追跡されていること、非トレーサブル・ダウンから分離されていることを確認します。私たちは製造工場まで監査を続けます。パタゴニアのダウンが他のそれから区分けされ、パタゴニア製品のみに使用されることを保証するためです。仕事はかなりの量になりますが、私たちが使うダウンを採取したすべての鳥が人道的な扱いを受けていることを保証する方法です。~パタゴニアHPより引用

パタゴニアの例はは少し特殊ではありますが、
「メード・イン・ジャパン」にこだわる「スノーピーク」や、先ほどご紹介した「finetrack」も
決して安価な製品はありません。

コンセプトとして、”値段を下げて品質を落とす”ということは絶対にしないことがあるので、信頼できるといえます。

 

まとめ:登山用品が高いのには納得できる理由あり

  1. その機能性に対する開発費、モニター費
  2. 裏打ちされた技術の高い製造過程のため
  3. 企業コンセプトがある

いかがだったでしょうか?
やはり安くはない登山用品を買うには、「納得して」買っていただきたい思いが強く、この記事を書かせていただきました。

思った以上に初期投資は掛かりますが、一度高価な道具を購入し大事に手入れをすれば長く使う事が出来るため、
安価な物を買うよりもランニングコストを下げる事が出来ます。長期的に考えてみる事が大切になってきますね。

今回ご紹介した商品

  • 「finetrack」の「ソラノパンツ」。収縮性があり、クライミングや岩登りにも向いています。
    裏地が保温効果のある生地を使用しています。ベンチレーション(ご紹介したメッシュ部分)で湿気を逃すと、スパッツ(ゲイター)などの雨具をはずさないでいいので重宝しています。
  • ミレーの「フィッツロイ2.5レイヤージャケット」。丸めるととても軽く、少しの雨ならしのげます。
    雨具ほどのハードさはなくとても動きやすいです

 

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ABOUT ME
aimi
aimi
神奈川で15年間OLとして勤務→2016.3月高知へ夫婦で移住。 2017年4月から夫が地域おこし協力隊(木こり・自伐型林業)で勤務開始。 これから地方への移住を考えている方に向けて、のびのびと暮らす方法、登山、サイクリング、旅行のこと、いろいろ書いていこうと思っていますのでよろしくお願いします^^