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もはや芸術!『透明標本』の世界へ行ってらっしゃい!【終了】

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透明標本とは?

2017年8月20日まで高知県立美術館で行われている企画展、

新世界『透明標本展』。

ただいま夏休み期間中というのもあり

お子さんの自由研究や絵日記にもかけそうなすばらしいテーマ!

わたしが行った日は台風が来るという真っ只中。

日曜日にもかかわらず、車がすごい!

遠くの臨時駐車場に停めることに。大人気の展示であることがうかがえます。

「透明標本」とは・・・

「たんぱく質を酵素により分解し、肉質を透明に、そして硬骨を赤紫、軟骨を青色に染色をする」という骨格研究の手法「透明骨格標本・透明二重染色標本」をベースとし、技術の研鑽の元、「命」をより身近に感じる造形作品「透明標本」として活動をしています。

「標本」という印象からはあまりにもかけ離れた存在です。生物でありながら目に写る造形は、まるで鉱物によって形作られたかのような美しさです。~透明標本展HPより引用

 

詳細は「見ないとわからない」ですよね。

硬骨と軟骨で色を分けて染色して肉質は透明、

ということだけ頭に入れておけばオッケーです☆

つくったのは「透明標本作家 冨田伊織」さん

1983年生まれ。
2006年3月 北里大学水産学部水産生物科学科卒業
北里大学水産学部在学中に、研究用の透明骨格標本に魅せられ独自に制作を開始。卒業後上京、一般企業に就職するも岩手県に戻り、漁師見習いをしながら透明標本制作を続ける。

2008年5月、新世界『透明標本』として活動開始。その独特の世界観で一躍脚光を集める。以降、透明標本作家として現在に至る。

な、なんと私より年下の作家さん!まだまだこれからです。

今回、初めての大規模展示ということなので、期待が高まります!

「釣り」がお好きなそうで、この展示に当たって高知に来訪された際、楽しんでいかれたのだとか。

好きなことに没頭できて、仕事になる。

自分と照らし合わせると感慨深かったです。

まだまだお若いですしこれからの活躍にも期待ですね!

 

伊織さんのデスクの再現。集中力を高めるには整理整頓は必須です。

いよいよ入館

受付で大人1000円、高校生以下500円を支払います。

入り口からもう、結構な人です。

しかし東京の美術館などと比べたら高知の混雑はそこまでではありません。

透明標本の作り方の過程。

ビンに注入する保存液は劣化してしまうのは今の技術では避けられないのだとか。

いよいよ透明標本のギャラリーにたどり着きました。

スライドショー。ただ並べられている生き物たちをひたすら見ているだけで楽しい。

横から見てみると、表情がはっきりとうかがえ、リアリティが増してくる。

エイの硬骨の曲線美。

蛙とおたまじゃくし。

ひよこの成長。

ちなみに、こちら「透明標本展」は全展示が撮影可能となっております。

SNS、ブログにアップも可能!

でも透明標本はやっぱり生で見てほしいです!

白地に透かせて見る生き物たちは、ただただ美しい。

なぜそういう骨格になったのか?生物の進化に思いをはせながらご覧になってはいかがでしょうか?

まるで自分が泳いでいるみたい?記念撮影スポットでした。

さいごのライトアップされた「透明標本」がハイライト!

展示の最後になるのですが、

円卓の周りに並べられたいすに座り、音楽にあわせて鑑賞できる展示があります。

「透明標本ライトアップ」!!!

 

 

最後に魚の群れが円になって泳ぎだすところで、

ライトアップの終了。3分前後でしたでしょうか。

真っ暗というのもあり、青白い光に照らされた魚たちを見ていたら癒されてしまいました。

ヒーリング効果があるのでしょうか、日ごろの疲れが取れていたのがいうまでもありません。

所要時間は1時間弱でした。

写真撮影を熱心にされている方も多数いて、

詰まるところがあるかな?と思いましたが

まったく混雑感もなく、快適に見れました。

すごく気持ちよく全展示を見終えることができました。

まだ見られていない方は、絶対に行ったほうがいいです!!

高知で見れる機会はかなり貴重です。

私たちは寄りませんでしたが、見学後の休憩に現代企業社とのコラボカフェも楽しそうでした。

「透明標本展」(2017年8月20日まで)へのアクセス

高知県立美術館 県民ギャラリーへのアクセスになります。

(住所)高知県高知市高須353−2

(電話)

(営業時間)

(駐車場)無料

 

 

夏休みの自由研究や、大人の制作意欲を掻き立てられる

「透明標本写真集」はいかがですか?↓

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