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【ロードバイクで琵琶湖一周】真冬に「ビワイチ」してきたよ①~計画のポイント編。
こんにちは!ロードバイク女子のaimiです。
秋の紅葉シーズン2016年11月下旬、はるばる高知から淡路島を経て、滋賀県にある「琵琶湖」まで自転車を車載して夫婦で走りにいってきました。
今回の目的
空気の澄んでいて暑くない、サイクリストも少なめな冬にビワイチデビューしたかった
サイクリストなら誰もがあこがれる、琵琶湖一周「ビワイチ」。
とにかく長い(200km)が、とりあえず走ってみたかった。
空気の澄んでいて、暑くない時期…それは必然的に
人の少ない冬にね♪
計画のポイント
「ビワイチ」を真冬に走破するにはどうすればいいか?計画のポイントをまとめます。
真冬は積極的にショートカット!×「ビワイチ」→○「キタイチ」を走ることを選択すべし
一般的に「ビワイチ」といわれているルートは主に2つあり、
①琵琶湖大橋より北側を一周する「キタイチ」(約160キロ)
②完全に一周する「ビワイチ」(約200キロ)。
琵琶湖大橋以南の南湖(なんこ)は省略して「ビワイチ達成」とする人もいます。
いずれにせよ、健脚サイクリストなら1日でも可能ですが
、ほとんどペダルを踏むだけの旅より、ゆっくり休憩し、名所に立ち寄り、
美味しいものを味わうなど、湖畔の魅力を楽しむために1泊2日以上の日程をおすすめします。
~輪の国びわ湖推進協議会 事務局HPより引用
噂に聞いていましたが山に囲まれた、風光明媚な北側を走ってみたかったんですよね。
それに比べて南側は街を走らなければならなく、もちろん自転車は車道を走らないといけませんので、初・長距離ライドの初心者は危ないな、と直感的に感じたのでやめましたw
少し距離がショートカットとはなりますが、冬こそ積極的に「ミニビワイチ」を推奨したいです!!!
私たち夫婦がキタイチライドを「1泊2日」にした理由…冬でかつ、超初心者でゆるポタ目的だったため
短い「キタイチ」も走れば160km超えのビワイチ。
- まだロードバイクを始めて半年という超初心者
- ずっと走るだけのストイックな旅はつまらない。ゆるく走りたい
- ちょっぴり観光もしたい
- 晩秋ということで日が短い
という理由から1泊2日で行くことにしました。
無理な行程は事故のもと。日も短いということも考慮しての日程です。
ルート設定
1日目「道の駅塩津街道 あぢかまの里」~近江高島~琵琶湖大橋~近江八幡~近江八日市(泊)
2日目 近江八日市~近江八幡~(本線に戻る)~「道の駅湖北みずどりステーション」~「道の駅塩津街道 あぢかまの里」距離194.6km、最大標高差114m
ルート設定時、注意すること
「旧賤ヶ岳トンネル」の冬季閉鎖期間…例年11月30日〜3月31日
いつ行くか?
ぶっちゃけ、冬以外は問題ありません。
後述しますが、キタイチの推奨ルート上にある『旧賤ヶ岳トンネル』には冬季閉鎖の時期があります。
毎年、11月30日(午後5時)~翌年3月31日(2022年度の場合)は通行止め。
車がビュンビュン通る、歩道もない「賤ヶ岳トンネル(国道8号線)」のほうは通れはしますが、サイクリストには推奨しません(歩道なし)。
また、この時期は山間部凍結の危険もあり、やめたほうがいいです。
つまり、11月30日までに計画したほうがいいですね…
起点をどこにするか?はかなり重要
今回スタートに設定したのは「道の駅塩津街道 あぢかまの里」(この地図の一番北)。
ここを起点にした理由は3つ。
- 「南側」=市街地のため有料駐車場が多く、お金がかかる
- ルートの地形図を確認するとアップダウンが北側に集中している
- 次の目的地に近い
からです。特に次の目的地は考慮しておくべきですね。前述したとおり、琵琶湖は広いです。
私たちがキタイチを行ったのは11月だったので17時には暗くなっていました。
そして、次の目的地は新潟県(琵琶湖の北側からのほうがアクセスがよい)でしたので、北側のほうが都合がよかったんですよね。
車載のためにロードバイクを解体するのにも、暗い中ではできませんので早出、早着きを心がけたいものです。不慣れな場所であれば移動先へもできれば明るいうちにつけると安心です。
反時計回りにする
精神的・体力的にも最初に坂を持ってくるほうがいいので反時計回りで行うのが良いと考えました。
また、一般的に「島は時計回り」「湖は反時計回り」が景色がいいといわれています。(左側通行のため)
補給場所
さすが、全国的に有名なサイクリングコースだけあって『道の駅』をはじめ、コンビニも多数あります。ただ北側は少ないです。
スタート地点の場合、「あじかまの里」を出てすぐにあるコンビニ(セブンイレブン)を逃すとJR近江高島駅付近まではまったくなかったと思いました。(2016年11月現在)
注意しましょう。
私たち夫婦が立ち寄った道の駅は以下の4駅。
- 道の駅あじかまの里
- 道の駅近江母の郷
- 道の駅琵琶湖大橋米(こめ)プラザ
- 道の駅湖北みずどりステーション
泊まる場所の選択
宿泊地は近江八日市駅近く「ビジネス旅館はざま」。湖畔ではなく、東側に大きくそれます。
ちょっとルートからは外れますがお安い宿&夜は飲みにいける場所があったほうがいいかな、と思って決めました。
ここを選んだ理由はひとつ。リーズナブルだからです。
その分、おいしいものを食べたり、補給を充実させたほうがモチベーションがアップするかなと言う単純な理由からでした。
と言うのも琵琶湖周辺はリゾート地と言うこともあり、意外とホテルや旅館が割高なんですよね。
ただ、「ジャイアント守山」のショップが併設されている「琵琶湖マリオットホテル」だけは別です。ロードバイクのレンタルをお考えの方はこちらが便利です。
今回私たち夫婦の宿泊した、近江八日市駅近く・リーズナブルな民宿「ビジネス旅館はざま」
「ジャイアント守山」で朝いちばんにロードバイクが借りられる!「琵琶湖マリオットホテル」
ビワイチの防寒対策
- ネックウォーマー
- 2重手袋
- 脱ぎ着しやすいダウン、アウター
- バラクラバ(目だし帽)
- シューズカバー
は最低限、用意しておきましょう。
参考までに日帰りの場合の装備は以下でまとめています。
ネックウォーマー
2重手袋
冬用グローブ選びは大変難しいです。 冬用グローブが分厚ければ温かくて良いと思う方もいるかもしれませんが、分厚ければ良いという訳ではありません。
なぜなら!?冬用の厚手グローブを選んでしまうと、ハンドル操作がしにくい場合があります。
もちろん冬場でも走る場所によっては、そこまで厚手のグローブを装着しなくても大丈夫だったりします。
しかし、山の下り時や早朝の気温0°以下の場所を走る際には、厚手グローブを装着しないと手先が痛くなりハンドル操作が難しくなったり、逆に厚手グローブだとハンドル操作しずらい事もあるので、自分に合ったグローブ選びは冬ライドを快適にさせる為の大切なポイントになってきます。
そこで、オススメしたいのはインナー手袋は本当に寒いときだけ装着し、基本はアウター手袋としておく。
つまり脱ぎ着しやすい状態にしておくことです。
▼アウター手袋はこちら▼
▼インナー手袋はこれ▼
▼1枚で済ませたい方はこちら!▼
脱ぎ着しやすいダウン、アウター
汗がすぐ乾く肌着
とくに山間部のロングライドは汗をかくことは禁物です、ダウンヒルのときに一気に汗冷えする可能性があります。
そこで、多少値ははりますが機能性インナーを身に着けておくことが大事になってきます。
バラクラバ(目だし帽)
シューズカバー
以前、レビュー記事を書いているのでこちらをお読みください。
計画当初、「京都の紅葉の見ごろ」と重なっていたので、あわよくば滋賀県でも綺麗に見れるかもと思っていたのですが、ぜんぜん甘かったです。
こちらは山に囲まれているということもあり、ほぼ終わっていました。
そして何より、朝が寒い!!放射冷却の影響なのか、11月下旬の車中泊は結構厳しかったです。
早朝起きて自転車を組み立てているときは拷問のようでした。
下の写真、夫はダウンパンツはいて作業してます↓
②につづきます~。
ロードバイクで琵琶湖一周、「ビワイチ」してきたよ②~近江塩津~近江八幡~八日市1日目編。
ビワイチのお供にこの一冊。一度目を通しておこう
「ちずたび びわ湖一周自転車BOOK (ビワイチ公式ガイド)」
ビワイチに必ず必要な本はこちら。計画からすでに旅は始まっているのですよ~。
この本にも書いてありますが、2泊するとかなりゆったり観光もできます。
時間と予算が許せばゆったり回るのもいいですよね。
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