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田舎暮らしの準備に私たち夫婦がしてきたこと①
いきなり田舎に住もうと思ったわけじゃない
神奈川に住んでいたころ、
なぜ夫婦で田舎暮らしがしたいと思ったかというと
いきなり「田舎暮らしがしたい」とぽっと湧き出てきた感情ではなくて、
私の母親の実家が新潟県糸魚川市にあって
毎年長期休暇に遊びに行っていたことがきっかけです。
糸魚川市は神奈川から高速で5時間くらい。
朝早く出ればその日のうちにつけるのでプチ旅行を兼ねて行っていたのです。
そこで見た景色は田んぼと畑と山と海。おいしい野菜や海鮮物。
遊びに行くような場所は皆無だったのですが、毎年リフレッシュに行っていました。
結婚してからは夫も同行するようになり
一週間の休みがあれば5泊くらい使ってゆっくりさせてもらっていました。
あまりにリラックスしすぎた夫は
起きてそのままの寝癖をつけたまま夕方散歩していましたね~。
主に移住するために準備してきたことは5つあります。
- 夫婦で山梨県の山奥の農業スクールに通う
- 「どこに住みたいか」を探す
- 移住フェアに行く
- 下見
- 貯金
夫婦で山梨県の山奥の農業スクールに通う
糸魚川に夫婦で行き始めて2年後位でしょうか、
山梨県で行われている農業スクール「hototo」に2週間に1回通うようになります。
残念な時にみんな『トホホ』って思う。
『トホホ』って思う事業以外であれば、何でもやろう!という会社です~「hototo」HPより引用
実は夫婦で半年20万円弱、と安くはなかったのですが
近くで家庭菜園を借りるより、
田舎暮らしの準備の講座もあるからいいんじゃ?と
いうことで行ってみることにしたのです。
その事業コンセプトにあるようにプログラムは決まっているもののとりあえず、
いろんなキーワード養鶏、農場見学、作物栽培、田植えetcに少しでも触れてみて、
何か心を揺さぶられるものがあったら、という感じでたくさんのことを経験させていただきました。
暮らしの近くに楽しい仕事を持ってみませんか?
都心の何時間もかかる通勤から、自宅から車ですぐの仕事場へ。
生活スタイルを変えてみるのもいいかもしれません。
季節を感じる仕事場。暮らしの中の仕事を一緒に体験してみませんか? ~「hototo」HPより引用
夫は通勤に片道2時間もかけていましたし、
やりたい仕事をしていたわけではないので
特に「仕事を暮らしの中で実現したい」、という思いが強かったようです。
このスクールにいくことで刺激をもらいました。
他に来られていたスクール生たちもほぼ全員が
現在では思い思いの田舎暮らしや、それに近いことを実現しています。
受験生が学校を受ける前に「塾」に通いますよね?それに近い感じです。
情報交換の場でもあり、早期に自分たちの思いを再確認できるいい環境でした。
※現在このスクールは開講しておりません。
しかし首都圏で貸し農園のサービスを行っている会社があります。
BBQもその場でできるとは・・・・疑似体験はできるかも?です↓
「どこに住みたいか」を探す
はじめは仕事をやめないで田舎暮らしをということで
「東京都奥多摩町」を視野に入れたこともありましたが
やはり夫がどうしても仕事も見直して
「林業が一から勉強できる場所」を探したいということで
移住フェアに数回通い見つけた「高知県」にいたりました。
ポイントは
①とにかく自然が多いところ
②林業の地域おこし協力隊の実績のあるところ
③ご飯のおいしいところ
とくに②は重要でした。
林業の実績を出しているところは大変少なかったですし、限られていました。
3年間、研修や実習を受けることで仮に他県で働くことになっても通用する。
なので今でも絶対に3年後高知県に住んでいるというふうには考えていません。
できれば高知がいいです、という感じですかね。
前からそうなのですが
夫婦ともども、「持ち家」を買おうと思ったことは一度もありません。
そんなものもっていないほうがいつでも動ける、そう思っています。
一年前、熊本地震が起きたとき、「これが高知だったら・・・」。高知移住をやめていたと思います。
これからまだ考え方が変わっていくかもしれません。
でも、それはそれで、環境が変わっているのだから当然のことです。
移住フェアに行く
どの当たりが良いかというのがまったく見えてこない時点で行くのもありですが、
わたし個人的には、固まってから見に行ったほうが意義があると思います。
詳しくは③の記事に書いています。
下見
わたしたち夫婦は2回、
高知県に下見に出かけています。
詳しい様子は②の記事に書いています。
貯金
5つの中で一番重要です。
高知県で働くことが決まっているのであれば最低でも
下見+引越し代+半年の家賃、
働くことが決まっていないのであれば
最低でも2年間働かなくてもいいような資金
を貯金しておきましょう。
わたしたち夫婦は2段階移住をしましたが、
アパートを決める際、不動産担当者から
「6軒提示されたうちの1軒」しか、
「高知県内で勤務していない人向けの物件としては紹介できません」、
といわれました。
選択の余地があまりなかったのですが、
きちんと支払える人でないとお貸しできない、ということです。
ちなみに古民家で家賃の安い場所だと条件は変わるかもしれませんが
基本、お金がたくさんあったほうが安心でしょう。
これから移住を考えている方へ。
とはいえ、移住するならきちんと確固たる理由をもってください。
貯金はもちろん、移住フェア、下見など準備はぬかりなく。
お役に立ちましたら幸いです。
以上、「田舎暮らしの準備に私たち夫婦がしてきたこと①」をお送りしました。
そうなんです、「ほどほどに食っていける」くらいの意気込みがちょうどいいです↓
【参考記事】
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[blogcard url=”https://www.aimisuna.com/2017/06/09/post-1973/”]
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